愛用しているiPhoneSEのバッテリーがやばいくらい持たなくなっています。iOSのバージョンアップから特にひどくなっているようですが、その前から問題でした。なので防災対策として買ったモバイルバッテリーを持ち歩いていたのですがいかんせん重い。重すぎる。というわけで、「軽い」ことを条件に探して、ケーブルが内蔵されていて、フリスク3つ分の重さの超薄型、超軽量のモバイルバッテリーを買いました。中国製です。
スマホ時代に重要なモバイルバッテリー
長年ガラケーにこだわってきた私ですが、時代の流れには逆らえず。さらに地図アプリの便利さに今ではスマホなしでは生きていけない体になりました。
ただ、ガラケーに比べるとどうしてもバッテリーがもたない。本当にもたない。呆れるほどもたない。なのでバッテリーの劣化とともに、モバイルバッテリーを持ち歩くようになりました。
このモバイルバッテリーは2台同時に充電できますし、容量も多め。なので災害時にも必ず役立つと思って買いました。現在もよく働いてくれています。
しかし持ち歩くには重い。腰痛持ちの私はどうしても荷物を軽くしたい事情があり、日常用に軽いものを買おうと思ったのです。それで見つけたのが今回買ったモバイルバッテリーでした。
TNTORモバイルバッテリー「WT-230Plus」(中国製)
というわけで買ったばかりのモバイルバッテリー。型番は「WT-230Plus」です。箱も小さい。中国製。容量は2500mAh。一般的なモバイルバッテリーは10000mAhくらいなので、4分の1の容量です。PSEマークあり。1年保証。アマゾンサイバーマンデー価格で1,424円でした。
出しました。中にはぷちぷちに入った本体、充電用microUSBコード、説明書が入っていました。
本体。おもちゃみたいに小さい。説明文にはクレジットカード3枚分の薄さとありましたが本当にそんな薄さです。
重さ。ご覧の通り57gです。商品説明には57.7gとありました。比較として未開封のフリスク。こちらは18gです。単純計算するとフリスク3つで54gですから、57gのこのバッテリーはフリスク3つくらいと考えていいでしょう。軽い。
大きさの比較
現在使っているバッテリーとiPhone SEとサイズを比較。いやー見事に小さいです。薄さも写真の通りで、iPhoneSEより薄い。4ミリですものねえ。
使い方
ケーブル内蔵タイプなので、そのケーブルを引っ張り出してiPhoneSEと接続すればOKです。充電器への充電は横にあるmicroUSBジャックへ。
充電状態
充電量の確認ですが、ケーブルを繋ぐと本体横に小さなLEDランプがつきます。
このLEDランプの点滅回数でバッテリーの残量がわかります。
連続って書いてありましたが普通に「点灯」の方がわかりやすいのにな。この辺りが中国製の難点ですね。翻訳って大事。面白いっちゃあ面白いけど。
対応機種
私が買ったのはiPhone用のライトニングケーブルタイプで、充電できる機種は以下の機種です。
iPhoneだけでなく、アンドロイドスマホにも使えるmicroUSBケーブル(ライトニングケーブル端子の付属品あり)のものもあるのでアンドロイドの人はそちらを買うと良いでしょう。
スマホを充電できる回数
2500mAhの容量なので、充電できる回数は機種によって違うでしょうが、1回から2回程度か。
充電実験
実際に充電してみてどうなるか実験しました。条件は、iPhone SEで、バッテリー残量1%です。何回充電できるかも知りたいので、モバイルバッテリーはフル充電からバッテリー残量がなくなるまで続けます。
2回まではフル充電できました。が、3回目は4%までしか回復しませんでした。しかし私のiPhone SEはバッテリーの最大容量は83%まで劣化しているので、バッテリーの性能が良い場合は2回目もフル充電できないかも。
注意点(2019/12/22 追記)
バッテリーの充電実験をした際、モバイルバッテリーの残量が0%になるまで使いました。そしてその後、モバイルバッテリーをフル充電した際、気になったことがありました。
それは、フル充電しようとしている最中のことで、モバイルバッテリー本体を触り続けることができないほどに本体が熱くなったのです。数秒触れ続けることはできる程度ですが、熱くなったことは確かなので、注意しておくにこしたことはないでしょう。
ただ、買ったばかりのときの50%から75%程度充電がされたときから充電したときは熱くなることはありませんでした。なので当然ですが充電量が増えることで熱くなるわけですから、使用するたびにマメに充電するなら本体が熱くなりすぎることはないでしょう。
バッテリーを長持ちさせるコツ(2019/12/22 追記)
使い続ければ必ず劣化するバッテリーですが、使い方によって長持ちさせることが可能です。
昔は使い切ってから充電しないと充電量が減ると言われていましたが、それは「ニッケル式」の場合です。今のモバイルバッテリーは「リチウムイオン」が主流で、今回買ったバッテリーも「リチウム」タイプ。なのでマメな充電をするほうが長持ちします。
むしろ注意したいのは「過充電」です。満タンになっているのに充電し続けるほうがバッテリーにへの負荷となるので、ある程度使ったらすぐに充電し、フル充電になったら充電を止めましょう。
使ってみた感想
早速仕事のときに持って行きましたが、バッグの中に入っているのかと確認したくなる軽さです。本当に軽い。しかし容量が2500mAhですから当然の重さ。かなり少ないですが、私は頻繁にスマホを見ることはないので、それで十分でした。
気になる点は持って出たらその日の夜は必ず充電しなくてはいけないこと。でもそれは当たり前なので気にしても仕方ない。
というわけで、この超軽量バッテリーは1回の充電分だけでいいという人にはとても良いバッテリーだと思いました。
そうそう、このバッテリーは急速充電タイプではないので、気の短い人には向かないでしょうからすすめません。一番のポイントはその軽さです。荷物を軽くしたい人に最適。
流石に2500mAhは少ないと思う人は5000mAhのもあります。こちらは6mm、159gです。
というか、iPhoneがライトニングケーブルをやめるとか無接点充電にするとという噂がありますね。でも無接点タイプは災害時に不向きだと思うので絶対やめてほしい。
最後にひとこと
一番いいのはスマホ自体のバッテリーが1週間は持つように進化してくれることですが、まだ時間がかかるでしょうね。それまではモバイルバッテリーに頼るしかありません。