流行っているとテレビでは見たことがあるが、一度もみたこともなく。しかし今回は「ラブブ」人気を利用して儲けようとした偽造品から発がん性物質検出されたというニュースです。記録として残しておきます。
ラブブ人形の偽造キーホルダーから発がん性物質検出
まずはソースをどうぞ。
最近人気を集めている中国の有名キャラクター「ラブブ(Labubu)」のキーホルダーの偽造品から、韓国国内の基準値を数百倍上回る発がん性物質が検出された。
韓国関税庁は5日、中国の光棍節(独身者の日)や米国のブラックフライデーなど、大規模な海外セールイベントを前に、今月10日から年末までの8週間にわたり、海外通販を悪用した違法輸入行為の特別取り締まりを実施すると発表した。
関税庁はこの日、上半期に韓国へ持ち込まれたいわゆる「偽物」の知的財産権侵害物品に対する集中取り締まり結果も公表した。 取り締まりの結果、計60万6443点が摘発され、このうち肌に直接触れるアクセサリーなど250製品の成分を分析したところ、112点から鉛、カドミウム、可塑剤などの発がん性物質が安全基準値を超えて検出された。一部の製品からは、鉛とカドミウムの含有量が許容基準値の最大5527倍に達していた。
今回の検査対象には、インスタグラムやYouTubeなどのSNSライブコマースを通じて直接購入した製品も含まれた。この経路で購入した偽物のアクセサリー42点を分析した結果、24点(57.1%)から安全基準値を超える鉛とカドミウムが検出された。 そのうち鉛は最大41.64%(基準値の4627倍)、カドミウムは最大12.0%(基準値の120倍)検出され、単なる表面処理ではなく、製造工程で主成分として使用されたものと推定される、と関税庁は説明した。
また、最近人気を集めているラブブのキーホルダー5点を購入して分析した結果でも、2点から基準値の344倍に達する可塑剤が検出された。鉛、カドミウム、可塑剤はいずれも国際がん研究機関(IARC)が「人体への発がんの可能性がある物質」に指定している有害物質だ。 李明九(イ・ミョング)関税庁長は「今年の海外通販規模は2億件に達すると予想されるだけに、海外通販を悪用した違法行為の取り締まりをさらに強化していく」と述べた。
韓国は基準値検査を行なって摘発するのが得意な気がします。頑張ってほしい。素直に応援します。それにしても一部の製品から出た基準値の5527倍のカドミウムはなんなんだろう・・・。
大人気?
話は少しずれますが「ラブブ」人形なるものが人気であることは、テレビ情報としてたまに耳にしていました。しかし、私は一度も見たことがありません。なので今回初めてそのお顔をしっかりみました。というわけで、せっかくなので「ラブブ」について調べました。それによると2024年韓国から火がついたそうな。ソースはこちら。
ラブブは香港在住のアーティストKasing Lung氏がデザインしたキャラクターで、販売元は中国の玩具メーカー「POP MART」です。POP MARTは日本でも、原宿や渋谷PARCO、ダイバーシティ東京、大阪なんばなどに出店しています。
ラブブ人気に火が付いたのは、2024年頃から。韓国のガールズグループ「BLACKPINK」のメンバーであるLISA(リサ)が、お気に入りのキャラクターとしてSNSで紹介したことが発端とされています。
リサのInstagramには何度もラブブが登場しており、ラブブ風のオリジナル衣装でコンサートのステージに立ったこともあります。
後略
入手困難 大人気の「ラブブ」とは?
鈴木 朋子 2025年10月10日 08:00
入手困難 大人気の「ラブブ」とは?モフモフしたウサギのような耳の着ぐるみ風のスタイルと、ギザギザの歯が特徴的なキャラクター「ラブブ(LABUBU)」が、いま世界中の若者の間で熱狂的な人気となっています。あまりの人気に完売状態が続いており、入手困難な状況です。公式ショップでは入店するための抽選が...
この人形は東京や大阪にあるお店でも売っているそうですが、入手困難だそうで。しかし西日本、関西にいる私はそれでもみたことがない。見るのは圧倒的に「ちいかわ」そして「サンリオ軍団」そして「鬼滅の刃」などです。ちなみに私は「ねこあつめ」のグッズや鬼滅の煉獄さんのキーホルダーをつけています。
またゴリ押しなのか
大昔から「ゴリ押し」はあったと思います。それでも本当にあちらこちらで見ることはあった。しかし「ラブブ」は本当に一度もみたことがない。どこにいるんだろう・・・。
というか、日本には「ちいかわ」「サンリオ」があるから入りこむ隙はなさそうな?私でさえちいかわのクリップもっています。メモ帳もある。かわいい。昔はなんだれと思っていたのにいつのまにか可愛く感じるようになっているから人はわからない。
で、実際の人気はどうなのと調べたらこんな記事がありました。
ラブブブームの衝撃! 「好き」はわずか8%
……結果から先にお伝えすると、「ラブブ」がいちばん好きと回答した人は、わずか1人という驚きの結果に。300人中1人とはすごい数字だ。 「可愛い」「好き」という“好意的な印象を持っている”と回答した人は全体の約8%。一方で、「知らない・興味がない」人が約50%。さらに「可愛くない」「顔がこわい」「苦手」「嫌い」といったマイナスな感情を抱いている人が約23%に上った。
Yahoo!ニュース
「ラブブ」興味ナシが半数、「ミャクミャク」も圏外… Z世代女子300人が選ぶ「本当の推しキャラ」はまさかのド定番だった
「ラブブ」興味ナシが半数、「ミャクミャク」も圏外… Z世代女子300人が選ぶ「本当の推しキャラ」はまさかのド定番だった(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース今年、話題となったキャラクターといえば、香港生まれのポップな妖精「LABUBU(ラブブ)」と、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」ではないだろうか。10月に、この2体がコラボした限定フ
「可愛くない」これにつきると思うんですよね・・・。
偽造品問題は他人事ではない
今回は「ラブブ」の偽造キーホルダーからの発がん性物質検出でした。しかし日本のキャラクターグッズの偽造品が作られて、同じように発がん性物質が検出されてしまう可能性だってあります。
特に日本生まれのキャラクターたちは世界的に人気のあるものが多く、その規模は主観ですが「ラブブ」よりも大きい。そうなると被害規模も大きくなります。
日本も同じような被害を起こさないように、偽造品には目を光らせてほしいし、模造品をつくらせない強い姿勢を貫いてほしいですね。
最後にひとこと
「ラブブ」はお気の毒でしたね。韓国の消費者に撒き散らされる前に摘発できて良かったと思います。韓国の関税部、GJです。







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