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買うな|中国系格安ECサイトTemu等が販売のアクセサリーから基準の700倍の発がん性物質

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あの「クレカ不正利用、個人情報を抜くヤバイ」と囁かれている中国系サイトTemu(テムー)や同じく中国系ECサイトAliExpress(アリエクスプレス)で販売されていたアクセサリーから基準の700倍に達する発癌性物質が検出されたそうです。というわけで記録として残すために取り上げておきます。

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発がん性物質検出

まずはソースをどうぞ。

『オールスター感謝祭』にも登場した中国産格安アクセから「基準の700倍の発がん物質」に寄せられる心配

 中国の新興格安EC(電子商取引)プラットフォーム「アリエクスプレス(AliExpress)」と「テム(Temu)」などが販売する激安アクセサリーから「韓国国内基準値の最大700倍に達するカドミウムや鉛などの発がん物質が検出された」と韓国当局が発表、注意を呼びかけている。

「韓国の中央日報が報じました。4月7日に仁川(インチョン)本部税関が、アクセサリー404個の成分を分析した結果、96個(24%)から、基準値を超える発がん物質が検出されたそうです。

 該当商品は配送料を含めて平均2000ウォン(約224円)などの低価格商品で、若者に人気があります。プラットフォーム別には『アリエクスプレス』と『テム』関連製品が、それぞれ48個ずつだったということです」(在韓ジャーナリスト)

 この「テム」をめぐっては、4月6日に放送された『オールスター感謝祭’24春』(TBS系)でも話題になった。

「今田耕司と島崎和歌子がMCを務める、1991年から続く春の名物人気番組です。今回は新たに始まるドラマの出演者やアスリートなどがおよそ80人が出演しました。その番組内で、出場者の森脇健児が、通販番組のように『テム』の商品を紹介していました。

『テム』は、中国国内ではアリババなどに次ぐ企業規模といわれます。当初は東南アジアで話題になり、2023年7月に日本に進出しました。90%オフの価格を打ち出したり、ショート動画アプリ『TikTok』などを使い大々的にPRをしたりと、次々と話題作り、日本の芸能人を巻き込みながら、あっという間に知名度をあげました」(芸能記者)

 しかし2023年、米議会の超党派諮問委員会「米中経済安全保障再考委員会」が、新疆ウイグル自治区での人権侵害や、クレジットカードを介した情報漏洩などが懸念されることから、同社を「問題企業のひとつ」にあげている。

 そうしたなかで、今回、判明した「発がんの可能性がある物質」。「国際がん研究機関(IARC)」は、カドミウムを「ヒトに対して発がん性がある」として、最大級の危険物質に分類、鉛も3段階めに危険な『ヒトに対して発がん性があるかも知れない』に分類している。

 かつて、日本で発生したイタイイタイ病も『慢性カドミウム中毒』が原因だった。同社が提供する商品の材料や購入者の個人情報において「安全」が担保されているのか、はなはだ心配である。

投稿日:2024.04.09 15:32FLASH編集部( SmartFLASH )

https://smart-flash.jp/entame/281175/1/1/

Temuの危険性についてXなどでも警鐘を鳴らしている人も多くいるのですが、まさかTBSがまるで通販番組のように紹介していたなんて呆れます。何を考えてるんでしょうね。

そしてこの件は韓国税関が検査してくれたおかげで発覚しました。販売されていたものを調べてくれてありがとうと言いたい。というわけで、韓国のソースもおいておきます。朝鮮日報の記事で、記事の無断転用、転載禁止とあったので、最初の部分だけ引用しています。詳しいことは移動してお読みください。

中国のAliExpress・Temu 低価格アクセサリー 96製品から重金属検出…最高で韓国基準値の700倍超

「AliExpress(アリエクスプレス)」や「Temu(テム、ティーム)」など中国の電子商取引(eコマース)サイトで販売されている超低価格アクセサリー製品から最高で韓国の基準値の700倍を超える重金属が検出された。個人輸入する場合、ほとんどが安全性に関する検査を経ていないため、注意が必要だ。

後略

朝鮮日報:仁川=イ・ヒョンジュン記者 2024/04/08 10:55

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/04/08/2024040880008.html

検出された重金属

韓国の税関が検査した結果出たのは「カドミウム」や「鉛」です。記事にもあったように「カドミウム」は「イタイイタイ病」の原因ですし、「鉛」も中毒で死亡することがあります。そんなものが含まれているアクセサリーを身につけるのは本当に恐ろしい。

カドミウムの危険性

「カドミウム」と聞くと日本で被害者を多く出した「公害病」の「イタイイタイ病」を真っ先に思い浮かべました。若い人でも学校で「四大公害病」の一つとして聞いたことがあるでしょう。不謹慎ですが子供の頃には「イタイイタイ病」って変な名前と笑ったこともあります。しかし大人になった今は「病名」になるほどの痛みだと理解して本当に怖い病気だと思いました。

そんな「イタイイタイ病」は、大正時代頃から発生していた病気で、神岡鉱山が神通川に垂れ流していた「工場廃液」に含まれていた「カドミウム」です。

「イタイイタイ病」は「カドミウム」は体内に蓄積し、腎臓にダメージが蓄積、さらに骨軟化症や骨粗鬆症となってくしゃみでも骨折するような体になり、筋力も低下、立ち上がれなくなるなどそのあまりの痛みに「痛い痛い」と泣き叫ぶような病です。

原因は、カドミウムに汚染された水を飲んだり、その土壌で取れたお米や野菜を食べて病を発症します。被害者は、知らずに体に取り込み、体を蝕まれていったのです。

今回のようにアクセサリーに含まれていたらそれこそ毎日身につけていたら、いやでも「カドミウム」が体に取り込まれていったでしょう。恐ろしいことです。

イタイイタイ病は、富山県の神通川流域で起きた日本の四大公害病の一つで、患者が「イタイ、イタイ」と泣き叫ぶことからこの名が付いたといわれています。

この病気は、大正時代頃から発生し、神岡鉱山(岐阜県飛騨市)から排出されたカドミウムが神通川の水や流域を汚染し、この川水や汚染された農地に実った米などを通じて体内に入ることで引き起こされました。

患者はもちろん、その家族や地元の住民たちもつらくて苦しい日々が長い間続きました。裁判では住民側が勝訴しましたが、患者救済や健康調査は今もなお行われています。汚染された環境については、被害の克服に向けた長年にわたる努力によって、今では美しい水と大地がよみがえっています。

富山県サイトより

https://www.pref.toyama.jp/1291/kurashi/kenkou/iryou/1291/100025/100026.html

Temu(テム)やSHEIN(シーイン)の被害

「Temu」の他にアパレル系のアイテムをたくさん扱う「SHEIN」という格安ECサイトもあり、そこで買う人も今もいるでしょう。Xのおポストで見たこともある人も多いはず。

しかしこの二つは「インストールしたが最後、中にある情報を全て抜き取られて保存される」「クレカを不正利用される」などなど多岐に亘り、「クレカを勝手に使われて買い物された」という被害を訴えるポストが散見しています。

ただこれはXのポストなので「真偽を確かめられない」と判断する人もいるでしょう。では、個人情報を永続的に提供することになると利用規約にあるとなったらどうでしょう?「Temu」の恐ろしい規約についてBBCが報道していました。

あなたの写真、名前、肖像、声など永続的に使います

BBCのソースです。deepLで翻訳したものを貼ります。元ソースへのリンクも貼っておくので、英語力のある人は直にご覧ください。

中国の電子小売業者Temuは、顧客が懸念を表明したため、現金プレゼントの条件を大幅に変更した。
ソーシャルメディア上で大流行したこのプロモーションの参加者は、最高50ポンドを受け取ることができるが、かなりの量の個人データを永久に渡すことに同意しなければならなかった。
以前、テムはこれを「標準的な利用規約」だと述べていた。
しかし現在は、これらの条件が「過度に広範」であったため、「微調整」したという。
テムの申し出に関する懸念を調査していたデータ監視機関の情報コミッショナー事務局は、「提起された懸念を引き続き検討する」と述べた。

中国資本のオンラインマーケットプレイスは、2022年にアメリカで、昨年イギリスでサービスを開始した。
小売の専門家からは「ステロイドのアマゾン」と評され、「億万長者のように買い物をする」というスローガンを掲げ、激安価格で商品を販売することで知られている。
しかし、政治家からは批判にさらされており、米国政府の調査では、テムの商品が強制労働によって製造された可能性が「極めて高い」ことが判明している。
テムのキャンペーンとは?
このキャンペーンでは、新規ユーザーが24時間以内に共有可能なリンクを使って他のユーザーを登録することで、各ユーザーに40ポンドから50ポンドの現金報酬(ペイパル口座に振り込まれる)またはテムストアクレジットが与えられる。
既存のTemuアカウント保有者も参加できるが、このような報酬を得るにはより高い閾値に到達する必要があるようだ。

このプロモーションで儲けようと躍起になっている何千人ものユーザーが、ソーシャルメディアにリンクを投稿しているのが目撃されている。
しかし、ミームやルールを精査する投稿の対象にもなっている。
最も精査されている部分には、「適用される法律で禁止されている範囲を除き」、参加者は「写真、名前、肖像、声、意見、発言、伝記情報、および/または出身地と州」を広告やプロモーション目的で使用し、公表することに同意する、と書かれている。
さらに、これは世界中のあらゆるメディアで、「永続的に」、つまり期限を定めずに行われると付け加えている。

X(旧ツイッター)に投稿されたこのキャンペーンの使用法と宣伝ルールのスクリーンショットは、同プラットフォームの指標によると、200万回以上閲覧されている。

DeepL.com(無料版)で翻訳しました。

BBC:29 March 2024 By Liv McMahon & Tom Singleton & Tom Espiner,

https://www.bbc.com/news/technology-68675652

これでも使いますかと。

中国系、韓国系アプリを使用禁止にしない日本政府

「TikTok」はアメリカで使用禁止の法案が可決になりました。日本は野放しです。むしろテレビ局などのメディアが率先して「使え」と煽っています。

韓国にサーバーがあって情報漏洩した「LINE」も未だに使われています。企業にいたっては「お友達になったら・・・」と「LINE」利用をさせようとしてきます。本当に不愉快です。

そんな「LINE」を取り巻く環境は少し変化してきました。こちらはソース。

政府がLINE利用のガイドライン、機密情報の取り扱いは禁止

政府は2021年4月30日、政府機関や地方自治体などが業務でLINEを利用する際のガイドラインを策定し、LINEなどのサービスで機密情報を取り扱うことは原則として禁止とした。自治体などがLINE公式アカウントを利用して情報発信する場合はLINEとは別の委託先にシステムを構築させ、やり取りする情報はLINE側ではなく委託先のデータベースに直接格納・保管されるシステム構成とすることなどを盛り込んだ。職員が個人アカウントを使って機密情報をやり取りする場合もガイドラインに従う必要がある。

 ガイドラインは内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と個人情報保護委員会、総務省などがまとめた。2021年3月にLINEで不適切な個人情報の管理があったことが背景にある。LINEは投稿監視などの機能開発を担う中国の委託先に対して、利用者の名前や電話番号、メールアドレス、LINE IDなどの個人情報へアクセスできる権利を付与していた。

 NISCが地方自治体などにおけるLINEの利用状況を調査した結果、多くの機関や団体で公式アカウントを住民などへの情報発信に活用したり、LINE Payが提供するキャッシュレスサービスを公共料金などの収納に活用したりしていることが明らかになった。今回策定したガイドラインはLINEだけでなく、民間企業などが不特定多数のユーザーに対して同一条件で提供するSNSサービスや、行政が保有する機密情報・個人情報などの管理を外部委託する際にも適用する場合があるという。

日経クロステック/日経コンピュータ 貴島 逸斗 2021.05.06

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/10265/

個人情報を中国の委託先に提供して利用者の名前や電話番号、メルアドなどにアクセスできるようにしていたっていうのだから、本来は一発でアウトにしてもいいのでは?しかし日本製の代替アプリがないという実情もあって、今もなし崩しに利用は続いています。でもこれでいいはずがありません。

先日も「LINE」が未だに情報漏洩してるので、口先だけの「行政指導」が行われていました。

LINEヤフー株式会社に対する通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保に係る措置(指導)

総務省は、本日、LINEヤフー株式会社(代表取締役社長 出澤 剛、法人番号 4010401039979、本社 東京都千代田区)に対し、同社における、不正アクセスによる通信の秘密の漏えい事案に関し、通信の秘密の保護及びサイバーセキュリティの確保の徹底を図るとともに、再発防止策等の必要な措置を講じ、その実施状況を報告するよう、文書による行政指導を行いました。

後略

総務省:令和6年3月5日

https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban18_01000224.html

段階を踏んで締め上げているのでしょうが、たかだか「文書による行政指導」ごときできっちりするはずがない。個人情報漏洩に関しては一発で100億円の罰金くらい取ればいい。

個人情報で悪いことするのも旨みがあるでしょうが、それを手伝えば問答無用で手痛い罰金を課せられるとなれば早々やらかすことはできなくなるはずです。ぬるいですね。本当に。

「使うな」としか

利用規約に書いてあるからと言い訳ができるようにしたのでしょうが、はっきりいって利用規約に書いてなくてもやってるでしょと思っています。中国の企業はそれだけ信用できない。

みなさんはそれでも使いますか?

「鉛中毒」に注意を

今回「鉛」について調べていたら気になる記事を見つけました。それは、「鉛」が私たちのすぐそばで飛散している可能性があるということです

というのも、「鉛」は有害ですが、「防腐力」があるので、高速道路の橋脚などに「防腐剤」として使用されていたというのです。もちろん使う時は一番内側に塗られていたものの、経年劣化とともに塗装が剥げて飛散したり、解体現場ではしっかり防除しないと吸い込んでしまうため大変なリスクを伴う作業になっていました。

「鉛」の有害性は分かっているので、今では自主的に使用禁止にしている企業も多いのですが、使い続けている企業もあるのが現状だそうです。アスベストもそうですが、古い建築物の解体現場にはなるべく近寄らない方がいいでしょう。

鉛中毒について取り上げていたのはNHKです。興味のある人だけでなく、ぜひ読んで欲しいと思った記事です。

2019年02月21日(木)鉛中毒 高まるリスク

※2018年12月19日にNHK News Up に掲載されました。

「鉛中毒」って知ってますか?インターネットで検索すると激しい腹痛や神経のまひなどの症状が出ると書かれています。また、江戸時代には、化粧・おしろいに「鉛」が含まれ、中毒症状を訴える女性が多かったとも紹介されています。「鉛」って何?「鉛中毒」って、自分たちとは何の関係もないと感じる人がほとんどだと思います。私たちもそうでした。しかし、取材を進めるといま、そのリスクが高まっている実態がわかってきました。

後略

ネットワーク報道部記者 目見田健

https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/1300/315211.html

最後にひとこと

発癌性物質が含まれていたアクセサリーを販売していても「またか」という感想しかない。しかしこの記事を読んで一人でも多くの人は「Temu」や「SHEIN」などの中国系格安サイトで買うのを避けるようになればいいなあと思います。

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