何年も前から欲しかった日立の美顔器「ハダクリエ(日本製)」をアマゾンプライムセールで安く買えたのでレビュー。
エステなど行かぬ
アラフォーですが、SK2のカウンターサービス以外のエステ以外を受けた事がありません。エステサロンなんて絶対高いし、変な勧誘されたり、契約させられたりする怖いイメージがあり、実際そういう被害はゼロではありません。ま、それも理由ですが、一番の大きな理由は「そんなお金の余裕は無い」からです。
「だった自分ですればいい」わけで、今の私は知ってから毎日続いている故田中宥久子氏の「整顔エクササイズ(旧造顔マッサージ)」を自分で行っています。このマッサージ法との出会いは本当に良かったと思える自分で出来るエステです。
とは言え、「整顔エクササイズ(旧造顔マッサージ)」は顔のシワ予防、血行を改善することに重きを置いているので「保湿」に関しては別の手だてが必要です。そんな時に話題になっていたのが佐伯チズ氏の「コットンパック」。
もちろんコットンパックの本も買いましたが、続かなかったので処分しました。自然と続く方法でなくては気持ちよくありません。しかし「整顔マッサージ(旧造顔マッサージ)」はその動きを覚えてしまうと、毎日の乳液、美容液を塗る時に実行できるという大きな利点があり、今も続いています。既にある行程に組み込むことが出来ることが非常に大きいのだと痛感しています。
日立の美顔器「ハダクリエ」をすぐに買わなかった理由
コットンパックが続かなかった私は保湿についてはほとんど諦めていましたが、偶然アマゾンのページで日立のハダクリエを見つけました。
当時はまだ今のように種類はなく、ロゼピンクのCM-N800(生産終了品)だけで、口コミは「これはすごい」の嵐だった記憶です。それで買おうかなと思ったものの、製造されてから2年くらいは経過しており、そろそろ後継か新製品が出ても不思議ではありません。なので新製品を待ちました。
新製品待ち
出て来た製品は、クール機能も付いてかなりの進化を遂げていましたが、20,000円を越えていたと思います。初めて買う美顔器でしたし、効果も体験したことがないため、即断できませんでした。が、そうしているうちにそれは「偽物」騒ぎが起こりました。
偽物が大量流通
日立の「ハダクリエ」人気は中国も目をつけたようで、ネット通販でかなり被害が出るようになりました。その状況に日立も注意勧告を出しています。
日立製保湿サポ-ト器、「模倣品」に関するご注意
平素は弊社製品をご使用いただき、誠にありがとうございます。
最近、日立保湿サポ-ト器(型式CM-N4800/CM-N4000/CM-N3000/CM-N2000)の「模倣品」が、一部インターネット販売やネットオークション、フリマサイトなどを中心に、国内を含めた東アジアに流通していることを確認しております。
また、製造元「日立マクセル株式会社」を名乗り「真正品」を保証するような「製品証明書」を発行して「模倣品」を流通させている事例が発生しておりますが、製造元も弊社もそのようなものは発行しておりません。後略
https://kadenfan.hitachi.co.jp/biyou/information/index.html
正規品店取り扱い店舗で購入を
いわゆる有名な家電量販店や通販サイトで購入するのが安心でしょう。ちなみに私は先日行われたアマゾンプライムデーセールで買いました。(アマゾンでも「マーケットプレイス」という個人店舗商品は偽物を扱っている場合があるのでご注意を。)
「Amazon.co.jpが販売、発送する日立(HITACHI)製品は正規品」と記述があるページで9,980円(通常14,800円)で買いました。
日立ハダクリエ ホット&クール「CM-N4000 W」
というわけで届いたホット&クール機能付き、コードレスのハダクリエ「CM-N4000 W」です。箱の側面に「日本製」の文字。ただし電源アダプターは中国製です。
開けました。中には本体と付属品、充電器、説明書、あと簡単な説明が書かれた下敷き(かんたんガイド)が入っていました。
袋から出した本体とその他の部品。
本体のアップ。表のヘッドは温モードで使い、本体裏のヘッドはクールモードになります。
届いたばかりのハダクリエはまず充電から。充電中はランプがつきます。充電コードを繋いでいる時は使用できません。
充電が済みました。収納時はヘッドを守るプラスチック製のガードがあります。
使い方
充電が出来たのでいよいよ使います。その前に準備です。ハダクリエはガーゼに化粧水を含ませてそっと撫でるエステと直接化粧水を乗せてエステをすることができます。
ヘッドに乗せる化粧水は自分の使っているもので良いそうですが、とろみのある化粧水なら直に乗せてマッサージ出来るようになっています
今の時点ではある物を使うのでSK2の化粧水を使います。その前に本体に付属していたリングを使ってガーゼを装着します。この時、ガーゼは薄めのもので。私の使っているガーゼはちょっと厚みがあるので薄く裂いて使いました。
化粧水を含ませました。
準備は完了です。あとは本体の電源を押してモードを選んでエステ開始。「温クレンジング」「温モイストアップ」「温マスク」「クール」から選べます。
選んだら、後ろのプレートに確実に触れる状態で握って下さい。触れていないと使えません。
かんたんガイドの表には、ハダクリエのモードの特徴が記載されています。
- 温クレンジング(毛穴に残った汚れをイオンの力で引き出す)
- 温モイストアップ(化粧水の成分を角質層に浸透させ、保湿ケアをする)
- 温マスク(微振動と緩やかな電極の切り替えで乳液やシートマスクの効果をサポート)
- クール(ひんやりとした冷却効果で毛穴を引き締める)
かんたんガイドの裏にはオススメのコースが紹介されています。それぞれ掛かる時間が違いますので、時間に余裕があるときは11分の「デイリーフルコース(温クレンジング→温モイストアップ→温マスク(シートマスク)→クール)」、時間がない時は2分の「お急ぎひきしめコース(クールだけ)」にするなど、自分の気分で選ぶと良いでしょう。
使ってみた感想
初めて手に入れた美顔器。私は明確な効果を知りたくて、肌の水分量、油分量、ハリ具合を見れる「美ルル肌チェッカー」を先に購入していました。
まずハダクリエを使う前の朝の洗顔後の数字を計っておきました。それがこちら。水分量は36%、油分は24%、ハリ具合を表す顔は普通です。
この状態がハダクリエのくる前です。そして夜、私は毎日の定番ケアの「デイリーうるおいコース」をやってみました。「温クレンジング」「温モイストアップ」「クール」の8分のコースです。
温モードでは45秒ごとに音がなるので、マッサージする場所を変え忘れることはありません。鳴るたびに移動させればOK。そして翌日の結果がこれです。
水分量が増加しました。油分量も少しだけ増加。そして普通の顔がにっこり顔に変化。数値ではっきり違いが出たので納得できました。化粧乗りもよくなりました。買って良かった。
最新のシミセンサー付きのものが発売されて気になっていたのですが、友人の「シミセンサーはシミ消すんじゃないんでしょ?」という言葉に一瞬で説得されて、この商品に落ち着いた次第です(もちろんシミの気になる場所に重点を置いてマッサージした人はシミ部分に反応するシミセンサー付きも良いと思います。)
新しい型番は「CM-N4800」(2020/10/26追記)
私の使っている肌クリエ(CM-N4000)は古い型番で、新しい型番の「CM-N4800」が出ています。探すときの型番に気をつけてくださいませ。
あと買うときは必ず偽物でないか気をつけてくださいね!
ちなみにシミセンサー付きの型番は「CM-N5000」です。
2021/8/1追記
シミセンサー付きのハダクリエは既に製造停止になっています。その代わりに購入できるのは海外向け製品である「CM-N50000UF」という型番の肌クリエです。
しかし日立が製造していますが、あくまでも海外向けであり、日立のサポートは受けられません。サポートは「ユニバーサルウイング」という別会社になります。加えて、説明書は日本語ではないそうです。(カスタマーサービスで電話確認済)おそらく英語か中国語なんでしょう。それでも言い方は海外向け製品をどうぞ。
後継機種の話が全く聞こえてこないので、ひょっとすると日立は美顔器から撤退するのでしょうか?だとしたらとても残念です。パナソニックは好きじゃないので・・・。欲しいものもありますけどね、レッグリフレとか。
最後にひとこと
初めての美顔器にご満悦です。