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【美しいメイクには】正確な色を映す鏡ナピュアミラー【日本製の鏡】

ナピュア 鏡 ミラー 日本製 made in japan 美容雑貨
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私は長い間、「鏡」なんてどれも同じで、自分が見ているものがそのまま映っていると思っていました。しかし事実は違いました。というわけで、今日は私の愛用品である正確な色を映す堀内鏡工業「ナピュアミラー」をご紹介します。

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きっかけ

「鏡なんて映りゃいい」程度の認識だったので、家に元々あった鏡や特典で貰った鏡しか使った事がありませんでした。しかし、今から5、6年前にふと「自分で選んだ自分の鏡」が欲しいと思い、ネットで検索してみたところ、堀内鏡工業さんの「ナピュアミラー」を見つけました。そして同時に一般的な鏡は正確な色を映していないという事を知ったのです。

堀内鏡工業の公式HPへ行ってみる

正確な色じゃない

一般的な鏡に映っている色が、実は正確な色ではないと知った時は本当に驚きました。私も女の端くれですから、何十年と鏡を覗いてきたのに、そこで見て来た自分の顔の色が違う色だったなんて腰を抜かすレベルの事件です。

というか、正確な色が映っていないということは、今まで必死に綺麗に見えるように努力して塗りたくって来た色は、実は似合ってなかったかもしれないということです。まさに「うっそーん」でした。

鏡のお勉強

今までさんざん世話になった上、これから先も生きている限りはお世話になる「鏡」なのに、私はその仕組みすらわかっていませんでした。というわけで独学しました。

鏡の歴史

まずは鏡がいつから登場したのか、どう作られたのかを調べました。

水鏡からはじまった鏡

美しい透明な水さえ有ればそこに姿が映る「水鏡」。恐らくこれが最初の鏡でしょう。その後「磨く」技術で石や金属を磨いて鏡を作るようになります。それらは古代遺跡からも発見されています。続いて登場したのは「金属板」を磨いた「金属鏡」。現存する一番古い鏡は、紀元前2800年の古代エジプト第6王朝のものだそうです。

日本に鏡が登場したのは?

日本には弥生時代中期頃に中国から伝来しましたが、その殆どは「青銅鏡」でした。「金属鏡」は紀元前2世紀前後に登場したそうです。

ルネッサンスで生まれた鏡作り技術

現代の私たちの知るガラスを使った鏡が登場したのは、ルネッサンス期です。1317年、イタリアはベネツィアのガラス工が発明しました。しかしその手法は、皺の無い銀箔の上に水銀を流し、一ヶ月後に余分な水銀を落として作るという非常に手間の掛かるものでした。

ドイツで一つの完成型になった鏡

それから約500年の後である1835年、ドイツの科学者フォン・リービッヒ氏が現代の鏡作りのもとになった「硝酸銀」を使用してガラス面に銀を沈着させる方法(銀鏡反応)を開発しました。その方法は今でもずっと改良し続けられています。この技術のおかげで、私たちは気軽に鏡を持てるようになりました。

鏡の仕組み

「木や金属などの土台となる板の上に、真っ直ぐで凹凸の無い銀箔とガラスを張った構造のもの」が鏡です。そこに当たった光が反射し、それを私たちが見ています。

夜、電車に乗っていると「鏡」ではないのに、ガラスに自分の姿が映ります。この事から、ガラスの「後ろにあるもの」が光を反射する物質やそういう環境(暗さ)であれば、鏡になるということが判ります。

鏡の寿命

古い鏡は、その淵から変色している事があります。それは鏡に腐食がおこっている証拠です。このように鏡には寿命が有ります。しかし「腐食」を抑えるための加工として、鏡の銀素材の下に「鉛」を流し込んでいます。とは言え、永遠ではなく、腐食は避けられないようです。現に私の使っていた「ミスド」で手に入れた鏡は「腐食」しています。

ミスドミラー

高品質な鏡を作る為に必要なもの

透明なガラス

鏡を作る材料であるガラスは、その透明度が重要です。重ねてあるガラスを見た事がある人はすぐに判ると思いますが、一般的なガラスは緑がかっています。故に、そのまま鏡素材として使うと映る色に影響します。よって、より透明度の高いガラスであれば、正確な色を映せるようになります。

反射率の高い素材

入ってくる光を反射する素材も必要です。現在、金属の中で一番反射率が高い素材は銀なので銀を使用するのが主流です。ちなみに先ほど勉強した「銀鏡反応」なる化学反応が活用されています。しかし銀は腐食する素材なので、鉛を塗布するなどの腐食防止策が取られているそうです。

素材同士をくっ付ける技術

透明なガラス、反射素材、そして土台。これらを揃えたら、あとはそれらを綺麗にくっ付ければ鏡の出来上がりです。しかしこれがまた大変なようです。それぞれの素材を隙間無く綺麗にくっ付けるにはそれなりの技術が必要なのです。

こだわりがつまった鏡

「ナピュアミラー」は、より正確な色を映す為に「透明度の高いガラス」を採用しています。さらに腐食防止のために鉛を使う銀素材ではなく、アルミ素材を反射素材として使用し、特許を取得した技術「アルミ真空蒸着(しんくうじょうちゃく)」でガラスとアルミをくっ付けて丁寧に作られた鏡でした。

鏡作りの詳しい制作行程をご覧になりたい方は堀内鏡工業の製造説明ページへどうぞ。様々な種類の鏡もご覧になれます。

私の愛用しているナピュアミラー

さて。本題である我が家にあるナピュアミラーをご紹介。沢山あるので1つずつ紹介します。

ナピュア プロモデル角度調整3段階付き折立ミラー エコLL

現在「プロモデル3L」(2代目)、「拡大三倍鏡ハンドミラー(三倍鏡はナピュアではないです)」、鞄に常駐している「フラワーコンパクトミラー」と「軽量薄型コンパクトミラー」を所有しています。

愛用のナピュアミラー

いつの間にこんなに増えてしまったんだろう。ちょっと多すぎですねw
あ、プロモデル3Lが何故二代目なのかと申しますと、昨年末、ベッドに避けておいたナピュアミラーの上によろめいて座るという大失態をやらかしてしまったからです(涙)

というわけで、昨年末に届いたばかりのプロモデル3Lの写真です。初めて使った時は「大き過ぎた」と思ったのですが、今ではこのサイズでないと落ち着きません。届くまで非常に困りました。というわけで、まずは箱。中にナピュアが居ます。

ナピュアミラー

透明袋の中に居ます。

ナピュアミラー袋

出してみました。新品は流石に美しい。というか、写真だとぱっと見鏡に見えません。狭い部屋を大きく見せる為に壁に鏡を張った時のような奥行きを感じます。それくらいきれいに映っています。

ナピュアミラー鏡

一般的な鏡とナピュアミラーの違いが判ればと思ったので、自分の手を映し込んで写真を撮ってみました。画像の修正は一切していません。ただし、一般的な鏡は水色、ナピュアは透明な枠になっているので、その影響は少なからずあると思います。

どうでしょう?私の目には一般的な鏡の方が黄味が強めで、ナピュアミラーの方が白いように見えます。

ナピュア比較画像

ナピュア 折立ハンドミラー「NA-003」

続いてリアルズームアップ プラス ナピュアミラースタンドハンド。等倍鏡と三倍拡大鏡の両面仕様になっているハンドミラーです。写真の一番右側のものです。アイメイクに欠かせません。

愛用のナピュアミラー

紹介しておきながら、私のものはご覧の通りヒンジが壊れています(涙)

ナピュアハンドミラー

頻繁に動かすヒンジ部分はその特性上、壊れやすかったのかもしれません。現在販売されている新しいハンドミラーは素材が違うようなので強度問題をクリアしてそうです。そうそう、恐らく拡大鏡はナピュアでないと思います。

ナピュア コンパクトミラー

ナピュアのコンパクトミラー。写真の中の左の黒いやつです。

愛用のナピュアミラー

愛用してますが、素材が安っぽいせいか子供のおもちゃみたいに見えない事もありません。あと開け難いところがストレスになっています。それと一つ注意することがあります。それはポーチの中や鞄の中にそのまま入れると、装飾されているスワロフスキーが攻撃してきます。

私は化粧品ポーチにそのまま入れたせいで、ファンデーションケースに傷がついてしまいました。嫌な人は、単独でサイドポケット等に入れるか、この鏡用の小さな収納袋を容易して入れましょう。私のコンパクトのサイズは約8cmでした。ただしこの点も、今は改善されてるかもしれません。

どうやらこのスワロフスキーのコンパクトはもう生産していないようです。正直オススメ品ではないのでなくなってもおk。(2016/10/14 追記)

ナピュア 再薄最軽量

持ち歩きに最適な最薄最軽量タイプのナピュアミラーです。本当に軽い。オススメです。

ナピュア 最軽量 最薄 鏡

ただし取扱注意。私がテーブルに立てて使っている時、ヒンジ部分に負荷をかけるように押してしまって、パキンと折れてしまいました。写真のように分離しちゃってます(涙)

ナピュア 日本製 鏡

あっけなく折れてしまったので強度は弱めな印象です。ただ私が乱暴なだけで、堀内鏡工業さんは悪くありません。でももっと強度が欲しいな。持ち歩きに最適なだけに是非改善してください。

メーカーにお願い

ここまで絶賛してきたのですが、実は不満があります。それはデザイン性。折角すばらしい鏡をつくっていらっしゃるのですから、土台部分のデザインにも力を入れてほしいのです。(ついでに強度も)っていうか、アンティーク調の美しい細工を施した土台のハンドミラーが欲しいです。

↓ちなみにこういうデザインです。こういうの出たらきっと売れるラインナップになると思います。是非作ってほしい。

もう一つ作ってほしいものがあります。それは「反転鏡(リバーサルミラー)」です。鏡に映るのは「他人から見えている顔」ではありません。さらに正確に美しいメイクをするために「反転鏡」があると完璧です。しかもそれがナピュアであれば最高です。

というか「他人から見えている色を正確に映す」のがナピュアミラーですから、「他人から見える顔」にも力を入れるのは理にかなっていると思いませんか?これもどうぞご一考下さい〜!

↓ちなみに「反転鏡」とはこういうものです。

日本製の鏡

ナピュアミラーではないのですが、非常に気になった日本製の鏡があったのでご紹介しておきます。私は柘植の櫛を愛用しているので持ち歩きたいのはこれしかないと思いました。しかし服装は洋装なんですよねえ。悩ましい。というか敬老の日や母の日の贈答品として漆塗りの手鏡はかなりいいかも。

和のアイテムに興味のある方は、つげ櫛も良いですよ。詳しくは個別記事「京都「十三や」で買った日本製のつげ櫛で美しい髪を作る」を参考にどうぞ。

気になる新製品

ナピュアミラーを何枚も持っているのに、新製品が出ていることを知ってうずうずしています。というのも、LED付きと高さを調整できるタイプが出ていたからです。

LED付きは少々お高いので、高さを変えられるタイプだけでも買おうかな・・。

高さを買えられるタイプ。これはLLサイズ。今使ってるのが割れたら・・(割っちゃダメだ)

持ち歩きに良さそうなコンパクトサイズ。

最後にひとこと

「女の人ってお化粧しないといけないから大変だね」と言われたことがあります。同感です。若さという天然メイクがある時代には、軽いメイクやすっぴんでも外出できました。しかし加齢とともに「身だしなみ」としてのお化粧が必要になります。でもどうせならより美しくありたいのが女心です。皆さんにもお気に入りの鏡が見つかりますように。

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