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100円ショップの蓋と一体型タッパーはご飯の小分け保存に最適

CanDo タッパー 日本製 100円グッズ
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日本には「安かろう悪かろう」や「二束三文」と言った値段と物の価値はそれ相応ということわざがあります。これはほぼ当たっていると思います。しかしあくまでも「ほぼ」です。というのも安くてもとても便利なら十分価値があるし、実際にそういう商品があるからです。というわけで、今日は、私が気に入って使っている100円ショップのタッパーを紹介します。

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タッパーウェア

常備菜の保存に、余ったお総菜の保存、お漬け物の保存、切っておいた果物の保存などにはタッパーが大活躍。物心ついた頃にはごく当たり前に家にあるものでした。しかしこのアイテム、一体何時から日本国内で流通しだしたのかは知りません。ただ、海外ドラマ「コールドケース」シーズン6のエピソード「自由学校(Wednesday’s Women 1964年)」を見た時、「タッパーってこんなに古くからあったんだ」と驚いた記憶があります。というわけで、今回は「タッパー」の歴史を辿ってみます。

登場

タッパーウェア(以下タッパー)とは、広辞苑によると「食品を保存するための、プラスチックの密封容器。商標名」だそうです。名称の由来は辞書にはなく、wikiに記載されていたものを紹介しておきます。

タッパーという名称は、同社の創始者アール・サイラス・タッパー(Earl Silas Tupper : 1907年〜1983年)の名に由来し、タッパーやタッパーウェアという名称は同社が製造しているプラスチック製の容器の商品名として商標登録されている。

wiki:タッパーウェア

真偽不確実なwikiソースですが、創始者の名前と同じなので、まず間違いはないでしょう。ちなみに日本で販売されるようになったのは、1963年(昭和38年)だそうです。

意外な販売方法でスタート

当初、日本では会員制販売をして商品を売っていたそうです。多く売れば、多く会員を紹介すれば安くなるということで、正直「マルチ商法」まがいだという批判もあったそうです。しかし戦後の高度成長期時代の日本は、主観的な意見ですが、悪い意味での欧米化をしていました。いわゆる核家族化の始まりの原因であろう「個人主義」の拡大です。そんな状況ですから、他者との関わりが減る中でも「タッパーウェア販売」を通して他者との交流が出来るため、都心部では好意的に受け止めていた人もいたようです。

商標の普通名詞化

タッパーは、タッパーウェア社がアメリカで作って売ったのが最初です。そして当然「商標」を取っています。当時、他にはこういう保存ケースは無く、革新的な商品だったため、「食品保存用のケース」イコール「タッパー」となりました。

こういった経緯なので、商標を取った「タッパーウェア社」が作って販売しているものしか本来は「タッパー」と呼んではいけないのです。ですから、他のメーカーの商品を見ると「保存容器」だの「キーパー」などと書かれています。商標侵害しないようにしているんですね。でも一般人は容赦なく「タッパー」と呼んでいます。私もです。

しかし自社開発した商品が一般的な呼び名になってしまうほどの発明、開発って凄いですよね。とても便利な商品だしありがたい事です。ちなみに他にも「普通名詞化」しているものがあります。有名なのは「エスカレーター」「魔法瓶」などがそうです。

タッパー容器の問題点

我が家にも色んな種類の保存容器があります。本体が陶器で蓋が柔らかなゴム素材、本体ともにゴム?ビニール?素材といったものです。(残念ながらタッパーウェア社の物はありませんでした)ちなみにお気に入りは素材の新鮮さを長く保ってくれる純銀を練り込んだミューファンウェアです。

詳しくは個別記事「野菜を長持ちさせる保存容器|ミューファンウェアを使い倒す」を参考にどうぞ。

さて。一般的に売られている食品保存用ケースの蓋は、素材によりますが、経年劣化や熱のせいで変形することがあります。そうなると締まらなくなるので捨てるしかありません。そのため、タッパーの耐熱温度などをしっかりチェックして買わないといけません。とは言え、耐熱温度内なのにダメになる事もあります。不良品なのでは?と思うのですが、変形したらもう諦めるしかありません。こういった事態を避けるためにはそれなりのメーカー品を選ぶしかないのでしょう(裏切られないとも限りませんが)

蓋と一体になっているタッパー

ご飯を小分けにして保存している我が家では、サランラップで包んで冷凍していました。しかし今は蓋付きのタッパーに入れるようになり楽になりました。それが100円ショップ「Can Do(キャンドゥ)」で買ったこちらの容器。ごらんの通り、蓋と本体がくっついています。

キャンドゥ タッパー 蓋 一体型

今回新しく増やしました。三つセットで100円。

CanDo タッパー 日本製

日本製。容量は140ml。耐熱温度は140度、対冷温度はマイナス20度。私は目一杯詰めずにふんわり軽めに入れて冷凍しています。食べるときは絶対に1ケースだけにすることで、ダイエットになっています。

キャンドゥ 日本製 タッパー

スタッキングするとこんな感じになります。冷蔵庫の中でも綺麗に置けます。ちゃんと並ぶのは見ていて気持ちいいです。

キャンドゥ ふたと一体型 タッパー

使わない時は重ねて保管しています。ちなみに今まで何度も凍らせたり、電子レンジでチンしたりしてますが、変形や破損は起こっていません。ただし油物を入れていないからかもしれません。もともと油性分の高い物は禁止されていますから、正しく使えば耐用年数はかなり長くなりそうですね。

Can Do タッパー 日本製

「Can Do(キャンドゥ)」さんは全国にあります。気になった方はお店にどうぞ。

廃盤

変色したので買いに行ったらもうありませんでした。活用してたのになあ。仕方ないので同じように蓋と一体型の別メーカーのタッパーを買うことにします。ちなみにこのメーカーのは200mlサイズ(M)があるので、ご飯をもっと食べたい人はそっちのが良いですね。

数が足りなくなったらSサイズを追加する予定です。

Sサイズ(100ml)

Mサイズ(200ml)

最後にひとこと

最初に買ったのは何年前かわかりませんが、まだ使えています。蓋も一体型なので本体容器だけあまるような事もありません。三つで100円一つ当たり33.3円ですからかなりお得な商品です。

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