昔は身体の見えない場所にぽつんと現れるくらいだった「いぼ」。今は首周りにやたらと出るようになりました。多勢に無勢。多くなるともう立ちすくむしかありません。しかし黙ってヤラレるわけにはいかない。というわけで、私が実践しているいぼを消す方法や飲んでるサプリ、使っている化粧品をご紹介。
いぼとの出会い
私のいぼとの出会いは小学生時代で、ある日突然いぼが膝にできていました。びっくりした私がおばあちゃんに見せると「もぐさ」で数日かけて焼き続けて殲滅してくれました。
熱くて痛かったけど綺麗に消えてくれました。しかし「いぼ」って一体何なのか考えたことすらなかったので今日はいぼの基礎知識を勉強します。
いぼとは
広辞苑によると「皮膚上に突起した角質の小さな塊。表皮が限局的に増殖し角質層の肥厚をともなって円形または乳頭状の扁平小隆起をなすもの。原因の多くはウイルスで伝染することもある。疣贅(ゆうぜい)。」です。
いぼの原因ウイルスと種類
いぼの原因になるのは「ヒトパピロマーウイルス」で、女性が一番心配であろう子宮頸癌の原因にもなっているウイルスです。しかしその型は100種類以上もあるので、どの型が原因かによってできるいぼの種類も変わります。
他に性感染症である「尖型コンジローマ」(6型・11型)、主に子どもに発生する疣贅状表皮発育異常症(5型・8型)なども、ヒトパピロマーウイルスが原因です。
注意が必要なイボ
老化に伴って増えるイボの殆どは心配のないものですが、短期間でたくさん出来たイボやかゆみを伴うイボには注意が必要です。可能性としては「胃がん」の可能性が疑われますので、気になる場合は診察を。
しみ・いぼ・白斑
(原因となる紫外線から皮膚をまもるのはビタミンCやE。ビタミンB2はいぼや白斑に有効。)
《どんな病気か?》
いずれも皮膚の老化現象。がん化する心配はまずない。年をとると、顔や手の甲などに褐色のシミができるようになります。これは老人性色素斑といって、皮膚の老化現象によって起こるものです。日光の影響が大きく関係しているので、予防には若いころからできるだけ皮膚を日光にさらさないことです。
この色素斑が古くなると、一部が盛り上がり、いぼ状になることがあります。いぼががん化することはまずありませんが。短期間にたくさんいぼができ、かゆみをともなうときは、内臓の悪性腫瘍、とくに胃がんの釣行かもしれないので、医師の診察を受けたほうがいいでしょう。
後略
食の医学館(小学館)より
いぼの治療法
自然に治ることもあるものの、大抵はしぶとく身体に居座るのでそれなりの対処法が必要です。主な治療方法は「凍結治療」で、液体窒素で焼く方法です。
私は髪の中に出来たいぼを皮膚科で焼いてもらいました。保険も効きます。しかし首周りのいぼについては「ハサミ(もちろん外科用で)で切る」こと勧められました。ただしこれは私の通っている皮膚科の担当医のお話です。先生曰く「色々試したけど、焼くよりも跡が残らないのよ〜。治りも早いし。」とのこと。
でも自分で切るのはウイルスが含まれている汁や血液が流れ出て他の場所に付着して広がるかもしれませんし、他人に伝染す可能性もあるので注意が必要です。それでもという方はあくまでも自己責任で行いましょう。
自己流の治療方法(非推奨)
私は外から見えない身体に出来たいぼは、自分の髪の毛で縛ることで血流を止めることで自然に取れるように仕向けています。この方法は母に教わりました。いつの間にか取れているので痛みもなく、跡が残ったこともありません。
ただしこの方法はあくまでも我が家でのいぼ切除方法なので、真似をするなら自己責任で。
愛用しているいぼ対策商品
病院に行けば、いぼを焼いたり、切除したりと治療できますが、一番良いのは「いぼ」を作らないこと。そこで私はいぼを内部から外部から攻撃する様々なものを使っています。
ヨクイニンの錠剤
いぼに効く成分と言えば「ヨクイニン」。はと麦の成分なので「ハトムギ茶」としてよく飲まれています。
私は医者に「いぼが出来やすい人はポリープも出来やすうからはと麦茶を飲め。」と言われていますが、水分摂取が苦手なので、ハトムギエキスの錠剤で代用しています。
ヨクイニンの効果
「ヨクイニン」は、イネ科ハトムギの種で、いぼをその効果は色々ありますが主なものをピックアップ。
私は「いぼ」を作らせないために「ヨクイニン」から抽出されたエキスのサプリを飲んでいますが、「薏苡仁湯(ヨクイニントウ)」などの漢方薬は「関節痛」や「関節リウマチ」「筋肉痛」などの改善薬としても病院で処方される強いお薬でもあるので、飲みすぎないように。
ヨクイニンの副作用
肌荒れや「いぼ」を予防するために「ヨクイニン」を飲みたいし、飲んでいる人が多いでしょうが、副作用もあるので服用には注意が必要です。
滅多に副作用が起きることがない生薬ですが、高齢者や小さなお子さん、妊婦さん、さらに心筋梗塞などの循環器系に不安のある人はかかりつけ医に飲んでも大丈夫かを確認してから飲み始める方が良いでしょう。
しかし私は子宮頸がんの原因である「ヒトパピロマーウイルス」にも効くかもしれないと考えているので特に体への負荷を感じない限りは飲み続けるつもりです。
「ヨクイニンエキス」のサプリ
昔に比べて「ヨクイニンエキス」のサプリもたくさん種類が出ており、色々試しました。
クラシエ「ヨクイニンタブレット」(第3類医薬品)
初めて飲んだのはクラシエの第3類医薬品「ヨクイニンタブレット」でした。一番コストパフォーマンスも良い。
ただし一回に飲む量が6錠と多い。写真のように小さい錠剤なんですけどねえ。
せめて3錠ならと思わずにはいられません。比較用に一緒に撮影しているのは「システィナC」です。
余談ですが、最近は新日本製薬の「ヨクイニン錠」も気になっています。今飲んでいる「クラシエのヨクイニン」が無くなったら、試したいと思っています。
新日本製薬「ヨクイニンエキス錠SH」(2017/11/5 追記)
先に紹介したクラシエのヨクイニンタブレットがもうすぐ無くなりそうだったので、以前から気になっていた新日本製薬のヨクイニンエキス錠SH(第三類医薬品)を試しました。
詳しくは個別記事「本気でイボを改善したいなら新日本製薬のヨクイニンエキス錠SHを試すべき」をどうぞ。
2018/5/30 追記
オルジェパールは現在「ヨクイニンエキス錠SH」という名称になっています。ほくろだと思っていたものがイボだったようで、その部分が綺麗になったので今ではすっかり愛飲者です。
いぼの塗り薬
「いぼ」に直接塗るタイプの薬もたくさん出ていますが、私が試したものから順番にご紹介。
ヴェルク100 イポロン
「ヴェルク100イポロン」は、透明な液体です。
この商品を使うきっかけはまぶたにできた小さな平べったいいぼでした。慌てた私がネットで検索して見つけて購入。それ以来の愛用です。詳しくは個別記事「イボを取る美容液|ハトムギエキス・バチルス発酵物配合ヴェルク100イポロン」を参考にどうぞ。
ただし、まぶたの上に直塗りには注意が必要です。というのも私は少し腫れたから。成分が強いらしく、今は化粧水に混ぜて毎日塗っています。
でも最近発売された商品も気になっており、今買いだめしている「イポロン」が無くなったら購入予定の「そのまま!ハトムギエキス」。こっちのが安いし、効果も良かったら乗り換えます。
そのまま!ハトムギエキス
「イポロン」が切れたのでお試しで買った「そのまま!ハトムギエキス」です。
箱に「MADE IN JAPAN」の文字を確認。
出してみました。
ボトルにも「MADE IN JAPAN」
イポロンと同じようにスポイト式です。
使用終了(2017/1/10 追記)
一本使い切りましたがリピートは無し。理由は極小のいぼが発生したため。
同じような商品で、たいした違いは無いと思っていたのですが、成分をしっかり見てみると明らかに違いがありました。
ご覧の通り、含まれている成分もその数も全く違いました。しかし多いからいいということにはならないのが化粧品です。シンプルなヨクイニンエキスのみの商品が合う人と色々入っている方が効果を感じられることも当然ありますから、こればっかりは試すしかありません。
「ヴェルク100イポロン」と「そのまま!ハトムギエキス」の成分に違いについては個別記事「イボを取る美容液|ハトムギエキス・バチルス発酵物配合ヴェルク100イポロン」の中で触れているのでよければ参考に。
小さいお試しサイズがあるのでまずはそれを買うといいでしょう。合わないともったいない。
いつの間にか「そのまま!ハトムギエキスリッチ」というバージョンアップしたようです。
イポケアEX(2019/9/6 追記)
地元の薬局で見つけて思わず買ってしまった「イポケアEX」です。日本製。
しかし自宅にあった「イポロン」とどう違うのかと思って調べてみて青くなりました。成分に違いが見当たらない。どういうことか知りたくて記載されていた会社名の株式会社ブレーンコスモスに問い合わせメールを送りました。するとなんと「イポロン」と「イポケアEX」は同じ成分だという回答をいただきました。
「イポケアEX」の容量は18mlで小売店用、「イポロン」は30mlでエステ店などの業務用ということでした。というわけで、「イポロン」と「イポケアEX」の違いはありません。毎日使い続けるなら「イポロン」で、初めて試すなら、量の少ない「イポケアEX」を買うと良いでしょう。
使用感の違いを感じた(2022年追記)
同じ成分だと聞いたのですが、どうもイポケアEXの方がとろみがあって個人的には効果を感じます。なので今後は「イポケアEX」を買うことにしました。
そのまま!ハトムギエキス配合ピーリングジェル(2019/9/28追記)
ハトムギエキスが保湿成分として入っており、口コミで「首回りのイボがぽろっと取れた」というものがあり飛びついた「そのまま!ハトムギエキス配合ピーリングジェル」です。
取れるかどうかわかりませんが、古い角質を取り除けるので、首回りのトーンが明るくなったような気がしています。ちなみに母の方が「鼻のざらつきが消えたー」と喜んで使っています。使い方なや詳しい感想は個別記事でどうぞ。ちなみにリピートしています。
詳しくは個別記事「角質ケアでイボ予防|そのまま!ハトムギエキス配合ピーリングジェル」を参考にどうぞ。
最後にひとこと
いぼ対策の塗り薬やらサプリはたくさん種類があります。しかしどれが合うかは使ってみなければわからないのが辛い。でも新しいものが出たら試すことを続けるつもりです。みなさんのいぼも消えますように。