日本最古の絵の具屋が作った爪に優しいマニキュア|胡粉ネイル

以前から気になっていた日本最古の絵の具屋さんの作ったネイル「胡粉ネイル」を買ってきました。その使い心地の感想です。

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胡粉ネイルとは

「胡粉ネイル」を作っているのは、京都灯籠町にある1751年創業の「上羽絵惣(うえばえそう)」です。本来は絵の具専門店であった「上羽絵惣」が何故マニキュアを開発したのか。その誕生のきっかけに触れておきます。

「上羽絵惣」は、長年、日本画に欠かせない様々な種類の絵の具を京に住まう絵描きに提供してきました。しかし平成の世に入り、かりそめのバブルが弾けた後、バブルの道具とされ高額で売り買いされていた日本画の価格が暴落。安定的に絵の具が売れ続ける保証を失いました。

そこで現在の「上羽絵惣」10代目店主の石田結実女史がその暗い未来を打破すべく作り出したのが、絵の具の材料である「胡粉」を使った、爪に優しいマニキュア「胡粉ネイル」でした。

詳しいことは公式サイトでどうぞ

胡粉とは

「胡粉(ごふん)」は、ホタテの貝殻をすり潰した白い顔料です。この白に他の色を混ぜて淡い色を出したり、日本絵や人形の下地として塗られたりする、日本文化に欠かせない絵の具です。

特徴

「胡粉ネイル」は他のネイルとは全く違う特徴を持っています。しかしそれを良い特徴と捉えるか悪い特徴と捉えるかは使う人によります。

  • アセトンなどの有機溶剤を使っていない
  • 水溶性である
  • 刺激臭が無い
  • 速乾性が高い
  • アルコールで落ちる(除光液は不要)

ただ、水溶性なので日常生活の中で落ちやすい特性もあります。それが嫌な方は使わない方が良いでしょう。しかし少しでも爪に優しいものを使いたいと考える方にはぴったりのネイルです。

胡粉ネイルはどこで買える?

「胡粉ネイル」は京都の「上羽絵惣」実店舗でも買えますが、全国の百貨店やハウスオブローゼで購入できます。お近くにお店がない方は通販もあります。

現在、ハロウィン限定のカラーや秋限定カラーが取り扱われています。

ちなみに私は通りかかった某所のハウスオブローゼで手に入れました。その時夏の限定カラーを買いましたが最後の一つでした。限定物は早く売り切れるので、ハロウィンや秋限定色が気になる方は早めの購入が良いでしょう。

購入してきた胡粉ネイル

というわけで購入してきた胡粉ネイル2本と胡粉ネイル専用の除光液です。

胡粉ネイル 上羽絵惣 日本製 MADE IN JAPAN

色は二つ買いました。左側がクリアカラーで一番売れてて塗りやすいと店員さん一押しの「雲母桃(きらもも)」で、右側がペディキュアに良さそうだと思った夏限定カラーの「さくらんぼ」です。そのままでも使えるとのことだったので「トップ&ベースコート」は買いませんでした。

ボトルのパッケージデザインの下の方に日本製であることが印刷されています。そのデザインは「MADE IN JAPAN」ではなく「MADE IN HIGASHINOTOIN MATSUWARA KYOTO JAPAN」と地名入りです。凝ってますね。

胡粉ネイル 上羽絵惣 日本製 MADE IN JAPAN 雲母桃 さくらんぼ

胡粉ネイル専用アルコールです。説明に「成分の全てはオーガニック原料を使用しています」とあり、原材料は「エタノール」「グリセリン」「ラバンデュラハイブリダ油」と記載されていました。

初めて聞いた成分なので調べてみたら、ラベンダーの一種である「ラバンディン」の油でした。いかにも爪に優しそうです。当然日本製です。裏の下の方がありました。製造番号の左の方です(写真でしっかり撮れてなくてごめんなさい)

胡粉ネイル 上羽絵惣 日本製 MADE IN JAPAN 専用アルコール オーガニック

「雲母桃(きらもも)」を塗ってみました。クリア色なので下の爪が薄ら見えています。見た目がショッキングピンクなのでどうなるかと思う色ですが、店頭でお試しした時と同じように淡い桃色で美しいです。

胡粉ネイル 上羽絵惣 日本製 MADE IN JAPAN 雲母桃

ペディキュアとして桃色よりの淡い橙色が可愛らしくて気に入った「さくらんぼ」です。塗るとこんな感じでした。

胡粉ネイル 上羽絵惣 日本製 MADE IN JAPAN さくらんぼ

感想

まず自宅で塗った時、他のマニキュアとは段違いの匂いの無さに感動しました。しかも乾くのがとても早い。マニキュアで一番ストレスである「乾かす時間」が非常に短いのは特筆すべき点です。

心配していた「持ち」の問題ですが、3日間無傷でした。でも4日目の夜、中指の先が少しめくれていました。でも薄塗りなので凝視しないとほぼ気付かないレベルです。禿げたマニキュアは見苦しいので気付きづらいのはGOODです。ただ、説明書には「塗りっぱなし」は落ちにくくなるとあったので、一旦落としました。

早速専用の除光液を使いました。匂いは一般的な除光液と違って柔らかな匂いで「除光液」っぽさがありません。ただ癖のある匂いだと思うので嫌いな人は耐えられないかもしれません。肝心の落ち具合ですが「落ちにくい」と思います。ただ除光液を含ませたコットンを爪に乗せてふやかし、時間をかけて丁寧に除去すれば良いだけです。爪に優しい成分を意識して作られている除光液だからこれは妥協すべき点でしょう。

ところで「胡粉ネイル」は普通のアルコールでも落ちるということなので、家にあった消毒用エタノールも試したところしっかり落ちました。なので「専用除光液」は今後買い足しません。

さて、良い点ばかりを挙げてきましたが、一つだけ不満があります。それはクリアカラーではない色(今回はさくらんぼ色)の塗りにくさです。他のメーカーのネイルでもそうですが、ラメなどの入っていないマットな色は塗ると筋が入りやすいため「塗る技術」が必要です。その技術を持っていない私には難しかった。今後、マットカラーの扱いにくい色は選択肢には入れません。

ただ、スーパーコート(トップ&ベースコート)を使うと塗りやすくなると思われます。マットカラーも楽しみたい方は購入の際に一緒に買うと良いでしょう。

2017/9/24 追記

「胡粉ネイル」いいかも!と思った事がありました。それは朝、塗り忘れていたことに気がついて、出勤20分前に塗った時です。普通のネイルならそんなことは絶対しませんが、試しに塗った時に本当に早く乾いたので、多分大丈夫だと塗ったのです。そしてそれは間違いではありませんでした。ヒールを履いて外に出る時にはすっかり乾いていました。良かった。

最後にひとこと

自分に似合う色を見つけられたら、間違いなく「買い」のネイルです。しかも塗り上がりがとても軽く、匂いが無いのが素敵でした。良かったらお試し下さい。

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