金儲けのために相手を選んで攻撃する。今日はその代表格である環境テロリストの反捕鯨団体「シーシェパード」が捕鯨妨害を断念したというニュースが入ってきたのでご紹介しつつ、彼らの正体に迫ります。
反捕鯨団体、過激な妨害断念
まずはソースをどうぞ。
反捕鯨団体、過激な妨害断念=ハイテク日本船にかなわず
【シドニー時事】米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)は28日、声明を出し、南極海で活動する日本の調査捕鯨船に対する過激な妨害活動を断念すると表明した。捕鯨船のハイテク化が進み、「もはや太刀打ちできなくなった」と認めた。
〔写真特集〕反捕鯨団体「シー・シェパード」
SSの創設者ポール・ワトソン船長は「日本側は軍事衛星を活用している。SS船は簡単に見つかってしまい、捕鯨船に近づけない」と説明。捕鯨船を送り出す日本とは資金力や装備が異なり、争うのが困難になったとして「敗北」を受け入れた。(2017/08/29-14:16)
時事通信社
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082900725&g=soc
シー・シェパードの簡単な経歴
名前を聞いただけで彼らの悪行は判ると思うので詳しいことを知りたい方は、wiki情報をどうぞ。
シーシェパード環境保護団体(シーシェパードかんきょうほごだんたい、英: Sea Shepherd Conservation Society)、通称シーシェパードは、海洋生物の保護のための直接行動を掲げる国際非営利組織の海洋環境保護団体[1][2]を自称している海賊。本部はアメリカ合衆国ワシントン州フライデーハーバー。
シーシェパード - Wikipedia
創立者はICPOの国際指名手配犯
代表はもう一つの環境テロリスト団体「グリーンピース」を辞めさせられたカナダ人ポール・ワトソンです。
彼はその暴力的な思想により「グリーンピース」の理事会を降ろされ、後に脱会した人物で、筋金入りのならず者ですね。
過去の悪行
日本への抗議だけが目立っており、実際多いのですが彼らは日本以外の国へも過激な抗議活動を行っていました。筋は通った過激団体です。
- 1979年 ポルトガルにて日本との共同所有であるキプロス船籍のシエラ号に体当たり。翌1980年に爆破された。
- 1980年 マッコウクジラ一時捕獲中止に反対票を投じたカナダへ殺害予告
- 1986年 デンマークのフェロー諸島で捕鯨していたゴムボートへ発砲
- 1986年 アイスランドの鯨加工工場を爆破
- 1993年 ノルウェーの捕鯨船を浸水させる
- 1993年 日本の漁船に発砲
- 1999年 アメリカのマカー族の70年ぶりの捕鯨再開を妨害。
- 2007年 調査捕鯨母船日新丸の乗り組員に失明する可能性のある有害な化学薬品「酢酸」を投げつける。その後、スクリューを破壊しようとしていたオーストラリア人とアメリカ人が行方不明になるも、日新丸に救助される
インディアンの捕鯨活動まで威嚇して妨害しようとしたり、加工工場を爆破まで行っていたとは。ホント暴力大好きな団体です。しかし流石にやり過ぎな点も多く、内部に居た人間でさえうんざりして逃げ出すようになっているのが今のシー・シェパードです。
正体はメディアと連携した金儲け団体
彼らの過激な抗議活動は、クジラよりも肉を売りたい業界団体やメディア露出が目当てのタレントやセレブなどに支えられています。この点を理解すると見えてくることがあるのです。
「アニマルプラネット」という偏向チャンネル
日本を含めた世界中で放送されている、テーマを「動物」に絞った番組を放送しているチャンネルです。
歴代視聴率2位をたたき出した「クジラ戦争 Whale Wars」
シーシェパードに注目が集まるきっかけになった番組です。
その内容は「捕鯨」に対して一方的な価値観だけを押し付ける「プロパガンダ」です。しかし日本での放送はありません。放送しないのは視聴者が減るからでしょう。
日本の捕鯨船に狙撃された等の捏造・やらせが発覚し、批判されているものの、未だに放送が続いているのは、この特集を始めてから「寄付金」が今までより多く集まるようになったからだそうです。結局は金なのです。
フェイクニュースで反日、金儲けする姿は日本メディアと同じ
しかしこの姿。日本のテレビ番組、メディアと似ているなと思いました。
フェイクニュースで話題作り、一方に肩入れ、偏向したい放題。そして、同じような顔ぶれを並べたひな壇タレント達はお金欲しさに迎合。見事に合致しています。双子のようです。
反捕鯨活動を断念した本当の理由
取り上げたニュースソースでは、「日本の最先端技術をつぎ込んだ捕鯨船に追いつけないから」という内容ですが、実際は違う理由もあります。
クジラ保護活動の結果サメが増えて人的被害の増加
まずは「過剰なクジラ保護が招いた結果、ホオジロザメが増えた」可能性です。
サメ出没の原因は鯨増加?=豪環境相が調査指示
【シドニー時事】反捕鯨国オーストラリアのフライデンバーグ環境相は政府系研究所の連邦科学産業研究機構(CSIRO)に対し、海岸でのサメ遭遇事故増加と鯨の生息数増加に因果関係がないか調査するよう指示した。オーストラリアン紙が2日までに報じた。
〔写真特集〕巨大海洋生物 ホホジロザメとその仲間
環境相は西オーストラリア州で、サーフィン中にサメに襲われて死亡した若者の近親者と面会し、対策強化を約束した。同州内だけでも、2000年以降に15人が犠牲になっている。
サメの襲撃が増えたのは、沿岸で鯨が増え過ぎた結果、鯨を捕食するホホジロザメも集まってきたのが一因との指摘があるという。厳格な鯨保護で生息数が増えたことが襲撃増加の遠因になった可能性があるようだ。
対策として、「ホホジロザメを保護対象から外し、捕獲すべきだ」という声もある。豪州は鯨保護に熱心だが、生息数を調整するためとして、カンガルーやコアラの殺処分は行っている。(2017/08/02-22:53)時事通信社
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080200660&g=int
クジラとの関連性はまだ推測の域を出ていません。しかし私は敢えて「反捕鯨」を貫いて欲しいと思います。人よりクジラが大事だというのが彼らの信条なのだから、環境テロリスト自身がサメに食べられたらいい。
テロ等準備罪で「資金源消滅」か?
そしてもう一つの理由は、日本で可決された「テロ等準備罪」が効果的に彼らへの圧力となった可能性です。
シーシェパードの活動は「テロ」と言われるほどに過激です。となると彼らの行為が「テロ」認定されたら、その団体への資金提供をしたとして、芋づる式にその企業も引きづり出される事になります。それは流石に嫌でしょう。
「テロ等準備罪」がこんな効果をもたらすとは思っても居なかったのですが、結果を見るとやはり必要な法律だったんだなと思わざるをえません。
朝日放送「正義のミカタ」2018年12月8日放送
朝日放送で放送されている番組「正義のミカタ」で取り上げられました。
番組内で「捕鯨のミカタ」としてシーシェパードが取り上げられることで、環境テロリスト達の本性が広く知れ渡ることを望みます。
「正義のミカタ」という番組はyoutubeでライブで見られます。ぜひ。
最後にひとこと
牛を食べようと豚を食べようと魚を食べようとクジラを食べようと、それは個人の自由です。宗教と同じです。わざわざ他国にまで訪れて妨害、破壊工作をしたり、自分の思想を他人にまで強要するのはやめていただきたい。ただそれだけです。