国産みかんで育毛と認知症予防|愛媛の紅まどんなと河内晩柑(かわちばんかん)

先日、日本製の飲む育毛剤があると記事で紹介したばかりですが、国産のミカンに育毛効果と認知症予防効果があると、和漢医薬学会が主催する第34回「和漢医薬学会学術大会」で愛媛県の大学や企業との共同研究結果が発表されました。10年以上前から獣医学部の誘致を頑張ってきたのに、文科省や獣医師学会、朝日新聞や元文科省事務次官前川喜平によるいわれの無いバッシングを受けた愛媛県にとって非常に喜ばしいことでしょう。せっかくなのでご紹介します。

愛媛 国産 みかん 認知症予防 育毛 和漢医薬学会学術大会

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国産ミカンの柑橘成分に育毛、認知症予防効果発見

まずはソースをどうぞ。

毛髪守り認知症予防も…かんきつ成分の効果発見

かんきつ成分が「育毛」や「認知症予防」に効く――。

 愛媛県が大学や企業と共同研究を進め、日本一の収穫量を誇る果実に秘められた効果を発見したと相次いで公表した。特産かんきつのブランド力向上や商品展開につなげるという。

◆毛髪を守る

 県と薬品メーカー「東洋新薬」(福岡市)は、高級品種・紅まどんなの果皮に毛髪を支える組織「外毛根鞘」を守る効果を確認し、和漢医薬学会学術大会で発表した。

 育毛に欠かせない外毛根鞘の細胞に果皮の抽出成分を加えたところ、毛髪を伸ばす因子が増えた。細胞は加齢や紫外線が原因で酸化し、ダメージを受けるが、この因子には抗酸化作用があり、細胞死を誘導する活性酸素を減らし、細胞を保護することもわかった。

 かんきつ成分には毛髪の細胞活性化や血行促進の作用があることも知られ、県などは紅まどんなを使った育毛剤の開発を進める。

 ◆認知機能を改善

 県と愛媛大、松山大、えひめ飲料(松山市)は、「和製グレープフルーツ」と称される河内晩柑の果汁に、果皮ペースト入りのジュースを開発し、特許出願した。果皮に認知機能を改善させる成分「オーラプテン」を豊富に含むといい、健康効果を表示できる「機能性表示食品」として近く発売する。

 この成分は、加齢や食生活の乱れが原因で起きる脳内の炎症を抑え、認知機能が低下するのを防ぐことが期待される。愛媛大の調査では、ジュースを60~80歳代の男女に半年間、毎日飲んでもらったところ、記憶力のテスト結果が向上。松山大のマウスを使った実験では、オーラプテンのみを与えた場合より、果皮を与えた方が脳の炎症を抑える効果が高く、果皮に含まれる別の成分も効果に一役買っているとみられる。(水谷弘樹)

読売新聞:2017年11月04日 10時06分

和漢医薬学会学術大会とは

ところで「和漢医薬学会学術大会」とはどういう大会なのでしょうか。気になったので調べました。

1984年創立の和漢医薬学会が主催

「和漢医薬学会学術大会」は、1984年に創立された「和漢医薬学会」が開催している研究発表の場です。

「和漢医薬学会」は、元大阪大学総長の故山村雄一氏らを発起人とした「和漢薬シンポジウム」が始まりでした。その後、17年に渡り、全国でシンポジウムが開かれ、1984年に「和漢医薬学会」となりました。

参考 和漢医薬学会

その「和漢医薬学会」が開いているのが「和漢医薬学会学術大会」で、その目的は「和漢薬研究の伝統医学的、近代医学的ならびに薬学的総合発展を図る」ことです。

和漢医薬学会は、1984年に創立されて以来今日まで、「和漢薬研究の伝統医学的、近代医学的ならびに薬学的総合発展を図る」ことを目的として、医学ならびに薬学領域で幅広い研究活動を行ってまいりました。近年、医学の発達とともに医療は高度化・複雑化し、西洋医学的な病因追究だけでは有効な治療が行えず、和漢薬の果たす役割がクローズアップされてきました。和漢薬は、多成分複合薬であるが故に多彩な作用スペクトルを有し多くの疾患の治療に役立つと考えられています。医療の高度化・複雑化の今こそ和漢医薬学研究をさらに飛躍させ時代の要求に応える時期ではないかと思います。

参考 第34回和漢医薬学会学術大会

2017年に開催されたこの学術大会では、今回紹介している「育毛」や「認知症予防効果」のある柑橘類の他、東京薬科大学薬学部医療薬学科の大沼友和氏による「桂皮エキスによる転写因子Nrf2の抑制作用とがん細胞増殖阻害効果」や筑波大学附属病院薬剤部の飯塚史織氏の「漢方薬の添付文書改定の根拠となった副作用症例の解析(第3報):PMDAへの報告症例との比較」などがあり、素人には理解できませんが、とても意義のある発表が行われていたようです。

愛媛県の紅まどんな

「紅まどんな」は愛媛県生まれのみかんでした。説明のページを見てみると非常に美味しそうで食べてみたくなりました。しかし高級な品種なので、贈答品として選ばれることが多いようです。お歳暮にぴったりでしょうね。

南香と天草の交配品種。たいへん薄くてやわらかい外皮とじょうのう膜(薄皮)を持ち、果肉もゼリーのようになめらかで果汁たっぷりです。糖度が高く酸抜けも早いことに加え、大玉で紅の濃い美しい外観から、年末の贈答品として人気が高まっています。
外皮が薄くむきにくいため、カットフルーツとしてお召し上がりください。

参考 JA愛媛 紅まどんな

紅まどんなの特徴は薄い皮なのですが、そのデリケートさはその選別に「桃」の選別機が使われていることからも伺えます。そんな紅まどんなに、育毛効果が発見されるなんて嬉しいです。美味しくて髪を守ってくれる果物ならどんどん作って欲しいものです。

熊本県河内町で発見された河内晩柑(かわちばんかん)

河内晩柑(かわちばんかん)は、熊本県河内町で発見された品種で、現在は熊本県と愛媛県で栽培されている柑橘類です。見た目は黄色くて、やや大降りなことから「和製グレープフルーツ」とも呼ばれています。特定の土地でしか栽培されていない理由は、越冬させる必要がある上、霜が降りない環境が必要なためです。

和名は「河内晩柑」ですが、その呼び名は色々です。

河内晩柑(かわちばんかん)とは、柑橘類の一種で、ザボンの一品種。美生柑(みしょうかん)、愛南ゴールド(あいなんゴールド)、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジ、灘オレンジ、夏文旦などとも呼ばれる。

参考 河内晩柑(wikipedia)

現在、河内晩柑の半分以上が愛媛県の愛南町で栽培されていることから「愛南ゴールド」という総称で呼ばれるようになっています。

香り豊かな金色の果皮
ほどよい甘さと爽やかな酸味が特徴の晩柑

愛南ゴールドは、品種を河内晩柑といい本町が生産量日本一を誇っている柑橘です。2007年3月に総称名称として愛南ゴールドと名付けられました。

愛南ゴールドは、一つの重さにつき約40%ほどの果汁がある、非常にジューシーな柑橘類。糖度は約11%ほどですが、ほどよい酸味の効いた「苦味のない日本版グレープフルーツ」のような味わいが特徴です。

愛南町に河内晩柑が伝えられたのは昭和46年のこと。寒さには大変弱く、寒波には耐えられないこの品種は、愛南町の温暖な気候に大変マッチしました。

愛南ゴールドの食べごろは4月から6月。日に日に暑さを増してくるこの時期に、冷蔵庫で冷やして召し上がれば、心地よい甘さと爽やかな酸味が体に隅々まで行き渡ることでしょう。

また、愛南ゴールドのジュースも大変おすすめです!果物同様、ほどよい甘さと爽やかな酸味の利いたジュースは、お子さまだけでなく、大人の方もおいしく召し上がっていただけます。

参考 愛南ゴールド(河内晩柑)(愛南町HP)

最後にひとこと

今朝、岩手県産のりんご「ゴールドロマン」を食べました。ほぼ毎日果物を食べるので、その果物により健康効果があると嬉しいです。今年発表されたばかりの研究結果なので育毛剤や医薬品になるまでまだしばらくかかるでしょうが、これから寒くなる冬はみかんをよく食べるようになるので、ちょっとお高い「紅まどんな」も「愛南ゴールド」も一度は食べてみたいです。

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