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私の使っている白鳳堂の化粧筆すべて|熊野筆は外れないプレゼント

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私の愛用の化粧品をすべて公開しているので、今度は私の愛用している化粧筆をすべて公開してみます。ちなみに白鳳堂の熊野筆です。もちろん日本製。

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化粧筆へのこだわりが生まれたきっかけ

私が初めて化粧をしたのは高校を卒業してからなので、18歳でした。その頃は特に化粧する時の道具にこだわりは全くなく、使っていたのは何となく買ったリップ用ブラシに、化粧品付属のブラシでした。

しかし社会人になって数年後、仲の良い先輩から白鳳堂のリップブラシとチーク用ブラシ、フィニッシングブラシを誕生日プレゼントとして貰ったのです。貰った時はその値段も価値も判らずに「わーすごーい、きれーい、ありがとうございまーす♪」とさらっと礼をして受け取りました。

その時に貰ったのが、携帯用リップブラシ、フィニッシングブラシ、チーク用ブラシの3本です。

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で、この3本を実際に使ってみた時、私は衝撃を受けました。リップブラシは驚くほどコシがあって塗りやすく、お化粧完了後の余分な粉を払うときに使ったフィニッシングブラシの柔らかな感触に感激、そして、とても柔らかい感触のチーク用ブラシ。優しく撫でるだけで頬に美しい色が乗りました。

たかが化粧筆ごときと思っていた私は、これほどの仕上がりの違いや感触の違いがあるなんて知らなかったのです。その使いやすさは、私に毎日の化粧の楽しさを教えてくれました。それほどの力がこの化粧筆にあったのです。

白鳳堂の筆を買いに百貨店へ

使い心地の良さに感動したら、当然他のブラシも欲しくなるのが人情です。私は早速百貨店に出店している白鳳堂に持っていないアイシャドウ用やアイブロウ用のブラシなどを買い揃えに行きました。しかし店頭でその値段にびっくりしました。

当時の記憶ですが、山羊の毛のチーク用ブラシ1本で6,000円くらいでした。なので思わず先輩から貰った筆の総額を頭で計算して20,000円近いと知って青くなりました(もちろん後日先輩に改めて謝意を伝えました)

というわけで、アイシャドウ用やアイブロウ用、アイライナー用のブラシ等を一度に揃える事はできず、数年かけて少しずつ買いそろえ、今に至ります。一応寿命があるとされていますが、肌当たりが悪くならない限り使って大丈夫だと店員さんにも言われたので、これからもチクチクする、皮膚が痛いなどの違和感が起こらない限り、使い続ける予定です。

「熊野筆」は団体商標

ところで現在、化粧用のブラシと言えば「熊野筆」と言われるほど当たり前になっています。しかし私が先輩から白鳳堂の筆をプレゼントして貰った当時「熊野筆」という言葉を耳にした記憶がありません。それもそのはずで「熊野筆」は、2004年に登録された団体商標だったのです。

熊野筆事業協同組合は、平成16年(2004年)12月に、当時としては全国的にも珍しい団体商標を取得しました。これは標準文字での商標のため、「クマノフデ、クマノヒツ、クマノ」の称呼となる全ての文字が対象となります。

後略

http://www.kumanofude.or.jp/about1_2.html

確かに「熊野筆」という言葉が雑誌やテレビなどで沢山登場するようになったのは最近の話です。化粧品に付属のブラシが「熊野筆」と強調されたり、化粧品の購入特典として「熊野筆」が付いてくるようになり、あっという間に「熊野筆」は一般的なものになっていきました。でもそれほど普及した理由は、熊野筆が素晴らしいからこそでしょう。

ちなみに「熊野筆」という団体商標は、広島県安芸郡熊野町で、決められた材料と伝統技法で作られた筆を作っていることが条件です。

ただし、熊野町にあることは簡単にクリアできますが、技術に関しては特に審査はないそうです。理由は会社によって「品質」や「技術」に対する考え方の違いがあり、はっきりとした基準を設けることが難しいからです。それ故に、「熊野筆」として売られていても製造会社、製造工房によっては使い心地が様々だと思われます。

なので「熊野筆」を買う時には直に手に取って、自分の好みの感触、使い心地であるかを確かめた方が良いかもしれません。

熊野筆とは

現在のところ、これらは、まだ、 「品質」を 保証できる段階ではありません(審査等はなし)。
※ 製造法・品質への考え方が各社異なる為、「品質規定」「製造規定」の設定は非常に困難なのです。

そして登録は、基本的には「自己申告性」です。
(現在は、筆組合の専従の方々が忙しい中、書類をチェックしてくださっております)

製造や書類の内容に関する事実確認については、すべて各社のモラルを信頼し、
各社が提出する書類に対する「承認」を 組合が出す形をとっております。
(これだけでも地域産業としては非常に「進んでいる」というのが今の日本の現状です)

実質的な、経理も含めた専門家による検査機関の設置には、経費面の問題もあり、
町内業者の協力は欠かせず、これからの重要な課題です。

後略

竹田ブラシ製作所より

http://takeda-brush.com/takeda-brush-product/3.html

ちなみに竹田ブラシ製作所さんは2011年になでしこJAPANに贈られた熊野筆を製造された会社です。

量産化に成功した白鳳堂

白鳳堂は、国内の化粧筆シェア8割を占めている熊野筆の牽引をしている会社で、その理由は白鳳堂が化粧筆の量産化に成功したからです。

職人さんが1本ずつ作っている筆をどうやって量産化したのか。それは、軸を作る職人さん、筆先の毛をまとめる職人さん、筆先の毛を揃える職人さん・・・などそれぞれの行程を分離したのです。なるほどその手があったかと思いました。

ただ、裏を返せば、白鳳堂では筆を1人では作らないということです。しかし、熊野筆を作れる職人さんが高齢化と共に減って、伝統技能を維持できなくなったら大変です。

白鳳堂のように製造行程を分けてそれぞれの技術を高いレベルで維持する会社があれば、原材料の値段に左右されることはあっても、製造技術を保持しつつ、そのコストを抑え続けることも可能です。

元々安くない、安くは売れない伝統技術の詰まった筆の製造ですから、白鳳堂の起こした「伝統技術のイノベーション」は、化粧をする人や絵画を描く人、書道をたしなむ人をこれからもしっかり支えてくれる存在になりました。

大量生産をしない他の工房や会社の職人さんは昔ながらの形で伝統技術を残し、白鳳堂は分業化して伝統技術を残す。2つの形があることは、熊野筆の未来にとって良いことだと思います。

クリエイティブのまち青山
化粧筆トップシェア・白鳳堂 伝統技術のイノベーション

前略

広島市の中心部から東へ車で30分ほどの山間のまち熊野町。江戸時代末期から約200年続く筆の伝統産地である。歴史的に書道用の筆を生産していたが、その技術を化粧筆に応用し、現在は国内80%のシェアを占めている。その中心的な存在が白鳳堂である。

後略

https://www.projectdesign.jp/201802/creativeaoyama/004535.php

白鳳堂の化粧筆

というわけで、私が使っている白鳳堂の化粧筆です。本数があるのでこの専用ケースに収納しています。この他に持ち歩き用のものもあります。まずは自宅で使っているものから。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

広げました。ご覧の通り、筆を保護するための内側のカバーもあります。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

これが私が使っている白鳳堂の筆たち。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

判りやすいようにここからは使っている化粧品と一緒に写真を撮りました。ちなみに私の使っている化粧品も公開しています。詳しくは個別記事「アラフォーの私が使っている日本製の化粧品|スキンケアからメイクアップアイテム」を参考にどうぞ。

右から簡単に説明します。この3本はハイライト、シャドウ用です。顔のえら、鼻、目の横など使う場所によって使い分けています。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

一番大きなブラシはフィニッシングブラシ。お化粧後の余分な粉を払っています。サーモンピンクが付いている筆はチーク用。その隣の小さなものは、シャドウ用で、小鼻や目頭付近に使って、立体的な顔にしています。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

スクリューブラシやアイブロウブラシの説明は不要でしょう。斜めのアイブロウ用ブラシで粉末アイブロウを、丸平ブラシは眉の下に入れるハイライト用です。そして左側、アイシャドウ用丸平ブラシでアイホール、アイシャドウ用尖りで目の際というか二重部分、アイライナー丸平は目の際用です。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

続いて、持ち歩いている化粧筆。チーク用とプレストパウダーをパフで塗った後に使う扇筆。最近は口紅ではなく、リップグロスを使っているため、携帯用リップは引き出しの中です。

白鳳堂 熊野筆 ブラシ 化粧筆 日本製 made in japan

これで全部です。改めて並べてみるとこんなにも沢山の筆を化粧で使っているのか・・・と我ながら驚きました。でもこれらの道具は手放せない大切なもの。これからもずっと使い続ける道具です。

もし白鳳堂の筆を使ったことがないなら、一度使ってみるのをおすすめします。その使い心地の良さは本当に良いです。ただ一度でも使うと他の筆は使えなくなることは間違いないと思います。それくらい良い道具だと私は言えます。

そうそう説明で「アイライナー丸平」などと書いていますが、形状で判断して書いた名称で間違っているかもしれません。個人的に白鳳堂の筆にはせめて品番を入れてくれたらいいのにと思っています(筆の毛の材質と名称が判らなくなるので)

2018/5/22 追記

昔買った筆には型番はありませんが、白い毛先のわりと最近に買った筆には型番が入っており、購入しやすくなっていました。これは良い進歩。

白鳳堂の筆は、実店舗でも購入できますが、通販でも買えます。沢山種類があるので、初めて買うならセットアイテムでも良いでしょう。もちろん、店舗で店員さんのアドバイスを聞きながら1つずつ買いそろえるのもオススメです。

そうそう百貨店の催事で販売されていることもあります。スケジュールは白鳳堂公式サイトで確認できるので、近くの百貨店にくるのを待って買うのもあります。

熊野筆は多くのブランドからも販売されています。気に入ったものがあると良いですね。セットアイテムはプレゼントにぴったりです。

最後にひとこと

白鳳堂の化粧筆をプレゼントしてくれた先輩はもう退社していなくなってしまいましたが、今でも感謝しています。良い道具を使うことでお化粧も上手になれた気がしますし、楽しくなりました。なので私も後輩や友人へのプレゼントで、リップブラシやチークブラシを贈ったりしています。まず外れない贈り物なので、女性へのプレゼントでお悩みの方におすすめです。

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