今年、初めて高級ランジェリーを購入した私ですが、未だに特別な日がなくwww活用できていませんwまあそれは良いとして、今まで使用前に洗わなくて、一度の洗濯でダメになったショーツがあったこともあり、下着のお手入れについて調べてみたところ、「下着専用洗剤」なるものがあることを知りました。というわけで、今日はワコールさんの下着専用洗剤「ランジェリーウォッシュ」の使用レポートです。
新しい下着を買ったら最初にするべきこと
店頭で購入した場合、私は一度洗ってから着用していました。しかし最近は通販が主で、しかも綺麗に包装されたものが届くのが常であったために洗わずに着用していました。
すると母に贈ったショーツが一回の洗濯でゴムが伸びてしまい、ずり落ちて来てダメになる事件が起こったのです。同じ物を三枚贈った中、一枚だけに起こった事故でした。その際のお店の対応などについて詳しくは個別記事「日本製の綿100%レースショーツ|下着は肌に優しい通気性の良いものがおすすめ」を参考にどうぞ。
必ず洗う
「そんなこと当たり前でしょ!汚いな!洗えよ!」という声も聞こえてきそうですが、すみません(涙)通販の商品は在庫から直送だと思っていたのとやはり「面倒」だしという思いがあったので、省略していました。そしてそのツケが回ってきたのです。ダメになったショーツは一度履いているので返品もできませんでした(お店はかまわないとおっしゃってくれたのですが、気持ち的にNGで)
というわけで、新しいショーツやブラジャーを購入したら、必ず洗いましょう。そうすれば返品も抵抗無く行えます。
下着専用洗剤とは
一般的な洗濯洗剤は白さを増すように「漂白剤」「蛍光剤」等、余計な薬剤が入っているものがあります。しかし一般的なお洒落着洗い洗剤には大抵入っていませんし、下着用洗剤にも入っていません。そこが重要ポイントです。
蛍光増白剤とは
お洗濯をした結果、白くなるのが基本的によいとされています。その漂白増強作用として使われているのが「蛍光増白剤」です。しかし蛍光増白剤は目の錯覚を利用して、白さを増して見えるようにするもので、個人的に入っていないものが良いと思っています。
リンとは
合成洗剤には欠かせない補助剤でした。しかしリンの混ざった洗濯水が川や海に流れて「富栄養化(ふえいようか)/栄養過多な状態を起こし、生態系のバランスを崩す」を招くため、現在は使わない製品が多いそうです。しかし完全に使われなくなっているわけではないそうなので、洗剤を買う時には注意したほうが良いですね。
お洒落着洗い用洗剤
普段使いの下着、ショーツは一般的な洗濯洗剤を使い、洗濯機で洗っています。綿コットン100%のショーツは乱暴な扱いにも強いですし、消耗品でもあるのでそれでいいと思っています。それに私の使用している洗濯要洗剤は無蛍光剤、無リンなので、それほど心配する必要はないと思っています。
ちなみに私のお気に入りのショーツはワコールのテンセルショーツ。履き心地が抜群。詳しくは個別記事「履き心地抜群の日本製テンセルショーツは肌触りの良い優しい下着でリピート決定」を参考にどうぞ。
しかしブラジャーだけは型くずれが怖いので、ネットに入れ「ドライコース」にして洗っています。洗剤はお洒落着洗いの「アクロン」でした。しかしこの度、早々買えない金額のお高いブラジャーとショーツのセットを手にした時、ちょっと躊躇いました。っていうか、長持ちさせたいと思ったのです。詳しくは個別記事「繊細で上品な日本製下着|ワコールのINCARAT(インカラット)」を参考にどうぞ。
*インカラットは廃盤になり、現在はパルファージュというブランドになってます。
もちろん、一般的なお洒落着洗いの洗剤でも「色落ちを防ぐ」機能や「繊維を傷まない」ようにする機能がついています。ですから「私はそれで十分」と思う方はそれらの「お洒落着洗い洗剤」で良いでしょう。わざわざ「下着専用洗剤」を購入する必要は無いと思います。ただし、匂いが嫌な方は試す価値があると思います。
最近の洗濯洗剤や柔軟剤の匂いはきつめのものが多い傾向で、苦手な人は苦労していると思います。実際、ブラジャーは着用位置が胸なので、たまに匂いが鼻まで届いてしまい、「うっ」とする事があり、私自身「ちょっと匂い嫌かも」と思っていたのですが、使い始めた「ランジェリーウォッシュ」のおかげで、そういう嫌な匂いから解放されました。
ワコールの「ランジェリーウォッシュ」を選んだ理由
ワコールさんの「ランジェリーウォッシュ」を試すに至ったのは、まず日本製だったからです。そしてとくに「香料」の記載がなかったことも背中を押してくれました。商品パッケージもじっくりみましたが、書かれていませんでした。ということは、一般的なお洒落着洗いのようなキツい匂いは無いだろうと期待し、実際その通りだったのです。
最近になって香料による害、香害を改善しようという動きも出ていますが、もともと「下着用洗剤」は種類が出ておらず、選択肢がありません。そう言う意味では選ばざるを得なかったのですが、何より私の信用している「ワコールさん」というメーカーさんの出しているものですから、まず外れないだろうと思っていましたし、実際当たりだったわけです。
ワコールさんに商品について聞いてみた
今回商品をご紹介するに当たり、ワコールさんにお問い合わせをしました。お聞きしたのは、ワコールさんが売られているもう一つの下着洗剤「ウンナナクールランジェリーウォッシュ」との違いと香料の有無です。質問の答えはメールしたその日に届きました。
「ウンナナクールランジェリーウォッシュ」と「ランジェリーウォッシュ」は同じもので、パッケージデザイン違いだそうです。そして香料は、ローズ系のものを使用されているものの「1%」以下のため、記載していないとのことでした。なるほど、どうりで殆ど匂わないわけです。しかしレスポンス早い。これからもついていきます。ワコールさん!
新しい愛用品ワコール「ランジェリーウォッシュ」
今回商品を買うにあたって、ワコールさんの洗濯用ネットも一緒に注文しちゃいました。というのも日本製のネットだったからです。中国製が圧倒的に多い洗濯ネットですから嬉しかったです。
今回は楽天さんのお店「リバティハウス」さんを利用しました。丁寧なお手紙と共に入っており、好印象でした。よかったらお店を利用してあげてください。
こちらが届いた商品です。
ラッピングが可愛かったです。いいですね。こういうの。
「ランジェリーウォッシュ」本体と詰め替え用パック。そして洗濯ネットです。
まずはランジェリーウォッシュ。
日本製。
つづいて洗濯ネット。
こちらも日本製。貴重ですね。これはストッキングとか肌着を入れて使いたいと思います。
使用方法
とても簡単でした。まずお水かぬるま湯に5Lあたりキャップ一杯をとかします。私の使っている洗い桶は少し小さいのでキャップ半分くらいにしました。
先に「ランジェリーウォッシュ」を入れてお水をいれたので、少しだけ泡立っています。
一枚ずつ、中にいれました。例の(笑)高級ランジェリーでございます。未使用ですよ!
続いてブラジャー。もちろん未使用。桶がせまいw下着用に少し大きめのものが欲しいかも。
それぞれ二回ずつすすぎました。泡切れはとても良かったです。香りは感じません。殆ど香料は入っていない印象です。
そして大きなバスタオルに挟んで水分を吸収させる方法での脱水。おブラ様は形状がこうなので脱水しにくいのが難点です。でもバスタオルで軽く掴みつつ、水分除去。すると結構簡単に脱水できました。手間だけですね。
ショーツは呆気なく脱水できました。レースが大部分だったから余計に簡単だったのかもしれません。この後、すぐに干しました。あとは乾燥待ち。
手絞りではどうしても水滴が落ちちゃいます。なのでお風呂場に置いて乾かせるように日本製のパラソルハンガーを買いました。詳しくは個別記事「手洗いした下着から落ちる水滴は日本製スタンド式パラソルハンガーで解決」を参考にどうぞ。
使用後の感想
「ランジェリーウォッシュ」で丁寧に洗ったばかりの人生初のw高級ランジェリーをようやく身に着けました。肌への当たりは柔らかく、いい感じです。気にしていた匂いも、鼻を思い切り近づけないと判らないレベルで、かなり気に入りました。でも香りが好きな人はものたりないでしょうね。
気になることは「下着専用洗剤」を使いつづけることで「どれくらい下着の延命をはかれるか?」です。しかしこればっかりは使い続けなければわかりませんので、三ヶ月後くらいにまた感想を追記したいと思います。匂いがほとんどない事がとても気に入ったので、今後は持っているブラジャーを洗う時に使う事にします。
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三ヶ月後に追記したいと書いておきながらすっかり忘れていましたwというわけで、あれから半年以上経ちましたが、高級ランジェリーは健在です。生地の傷みもありません。しかし使用頻度が低いせいかもしれません。
で、他の下着ですが、今までよりも傷むのが遅くなった気がします。これは明らかに丁寧に洗うようになったからだと思います。でも結局丁寧に洗えばどんなもので洗っても長持ちさせられるんじゃないかな?とも思いました。ただランジェリーウォッシュは無香料に近いのが気に入っているのでこれからも使い続けます(2017/5/26 追記)
商品の改善希望
ほぼ香りを感じないのをとても気に入りましたが、一つだけ気になる点があります。それは「キャップ」を使って溶剤を入れると「液垂れ」すること。これかなりストレス。
改善コストが掛かるでしょうがやってほしい。
最後にひとこと
正直なところ、匂いが気にならないなら一般的な「お洒落着洗い洗剤」対応でも良いでしょう。というか、下着を長持ちさせる一番の方法は洗剤よりも「丁寧な手洗い」です。
今回、今までになく丁寧に洗って干した際「そりゃこれだけ丁寧に扱えば、長持ちするよね〜」と率直に思いました。でも「肌に直接あたる下着を丁寧に特別な洗剤で洗う」という行為は、良いことかな。
高級な下着だけでなく、普段使いの下着も「手洗いで丁寧に洗える」心の余裕を持ちたいと思いました。