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ベビーパウダーで卵巣がん|ジョンソンエンドジョンソンがタルクの発がん性を知っていた疑惑

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ジョンソン・エンド・ジョンソン社(以下J&J)が刑事捜査を受けているという報道が入ってきました。捜査理由は、J&Jが1890年頃から販売している「ベビーパウダー」の含有成分「タルク」に発ガン性があることを知っていた疑いです。「ベビーパウダー」については、既にアメリカで多数の訴訟が起こされており、日本円で450億円の賠償命令が出たものもあります。日本でも使用者が多い製品なので取り上げます。

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ジョンソンエンドジョンソンに刑事捜査

まずはソースをどうぞ。

J&Jに刑事捜査、パウダー製品の発がんリスク故意に否定か-関係者

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がタルク(滑石)原料のパウダー製品の発がんリスクを知りながら公には否定していた疑いがあるとして、米司法省は刑事捜査を進めていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

この刑事捜査はこれまで報道されていなかった。J&Jはすでに規制当局の調査と、同社パウダー製品が原因でがんになったとする数千人もの患者が起こした民事訴訟にも直面している。関係者らによると、ワシントンの大陪審は現在、製品に含有される発がん物質に関し同社幹部らが何を知っていたのか追及しようと、関連文書を洗い出している。

同社は12日、新たな展開は一切ないと文書で発表。広報担当者のキム・モンタニーノ氏は、「これまでに公にした司法省の調査に当社は全面的に協力しており、今後もそうしていく」とコメント。「数十年間の独立した臨床上の証拠が裏付ける通り、『ジョンソンズ・ベビーパウダー』はアスベストを含んでおらず、発がん性もない」と言明した。

後略

ブルームバーグ:

J&Jに刑事捜査、パウダー製品の発がんリスク故意に否定か-関係者
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がタルク(滑石)原料のパウダー製品の発がんリスクを知りながら公には否定していた疑いがあるとして、米司法省は刑事捜査を進めていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

2016年から相次いでいた裁判

ベビーパウダー絡みで私が最初に見つけたのはこの記事でした。

J&Jに損害賠償支払い命令、ベビーパウダー関連のがん死亡で

[23日 ロイター] – 米ミズーリ州巡回裁判所の陪審は22日夜遅く、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)(JNJ.N)が販売するタルク(タルカム)を原料とする衛生用品「ベビーパウダー」と「シャワートゥシャワー」の使用と関連のある卵巣がんで死亡した女性の家族に対し、7200万ドルの損害賠償を支払うよう命じた。

被害者家族の弁護士と裁判記録によると、被害者家族には損賠賠償として1000万ドル、懲罰的損害賠償として6200万ドルの支払いが命じられた。

J&Jは消費者に対し数十年にわたり、タルクを使用した製品にはがんを引き起こす恐れがあることについて警告するのを怠ったとして訴えられている。同社を相手取った訴訟の数は同裁判所で約1000件に上り、このほか200件がニュージャージー州で起こされている。

J&Jの広報担当キャロル・グッドリッチ氏は「われわれは消費者の健康と安全性については十二分の責任を持っており、裁判の結果には失望している。原告の家族に対しては気の毒に思うが、化粧品用タルクの安全性は数十年におよぶ科学的証拠によって裏付けられていると確信している」との見解を示した。

ロイター通信:2016年 02月 24日 15:16 JST

J&Jに損害賠償支払い命令、ベビーパウダー関連のがん死亡で
米ミズーリ州巡回裁判所の陪審は22日夜遅く、米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が販売するタルク(タルカム)を原料とする衛生用品「ベビー...

見つけた時は大変驚きました。というのも私も夏の汗で汗疹になった時にたまに使っていたからです。と言ってもジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーが中国製だと気付いた時点で一切使っていませんが。

ベビーパウダーで卵巣がん、米J&Jに450億円の支払い命令

すでに起こされた裁判の中で2最高金額の支払い命令が出た事例です。ソース。

ベビーパウダーで卵巣がん、米J&Jに支払い命令

【ニューヨーク=高橋里奈】

米カリフォルニア州裁判所の陪審は21日、スキンケア用品のベビーパウダーが卵巣がんの原因になったとする訴訟で、米製薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に4億1700万ドル(約450億円)の支払いを命じる評決を下した。J&Jは評決を不服として上告するとしている。

陪審は「40年以上ベビーパウダーを性器の衛生に使い続けたため卵巣がんになった」と訴えたカリフォルニア在住の女性に賠償金を払うようJ&Jに命じた。同様の訴訟では過去最高額となる。

ベビーパウダーが原因で卵巣がんになったとして、J&Jに対して数千人の患者が訴訟を起こしているとされる。原材料である鉱物の一種、滑石ががんの原因とみられている。

J&Jは研究機関の調査をもとに「ベビーパウダーは安全」と反論し、上告すると日本経済新聞に明らかにした。

日本経済新聞:2017/8/22 9:45

ベビーパウダーで卵巣がん、米J&Jに支払い命令
【ニューヨーク=高橋里奈】米カリフォルニア州裁判所の陪審は21日、スキンケア用品のベビーパウダーが卵巣がんの原因になったとする訴訟で、米製薬・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に4

ベビーパウダーに含まれている「滑石(タルク)」に有害性があると言われていますが、このニュースソースでは詳しく触れられていませんので、別のソースを出します。

ベビーパウダーに「発がん性物質」は本当か
原料タルクと卵巣ガンの関連性は?

自分は死ぬのだと、ディーン・バーグは思った。そして、その原因を知りたかった。当時49歳だったバーグは、進行性の卵巣がんになるには若すぎると思ったのだ。

卵巣がんの原因になり得るものをインターネットで調べると、あるものが彼女の目に飛び込んできた。タルクを原料に含むベビーパウダー(タルカムパウダー)だ。バーグは不妊や子宮内膜症などの危険因子は持っていなかったが、30年にわたってベビーパウダーをデリケートゾーンに使っていた。

「バスルームに行き、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーをつかんでゴミ箱に投げ入れた」と、現在59歳でサウスダコタ州スーフォールズで医師助手をしているバーグは振り返る。「他には考えられない」と思ったという。

J&Jはベビーパウダーの安全性を主張

バーグは、日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)を相手取って訴訟を起こした何千人もの卵巣がん患者の最初の女性だ。彼女たちは、同社のベビーパウダーががんの原因だと主張し、タルクとがんの関連を示した研究を証拠に挙げている。1971年のウェールズの研究では、タルクの粒子が卵巣と子宮頸部の腫瘍に留まっていることが発見された。

それ以降、数多くの研究がタルカムパウダーを性器に使用することで卵巣がんの原因になる可能性があると指摘している。5月上旬にも、アフリカ系アメリカ人の女性はタルカムパウダーを性器に使うことで、浸潤性上皮性卵巣がんのリスクが44%高まるという報告書が発表された。

J&Jは看板商品であるベビーパウダーは安全だとし、元がん患者への5500万ドルの損賠賠償の支払いを命じた5月上旬の判決と、7200万ドルの支払いを命じた2月の判決について、控訴する計画だ。

国際がん研究機関(IARC)は2006年、タルカムパウダーが女性器に使用された場合を、「おそらく発がん性がある」というグループに分類した。しかし、世界保健機関(WHO)の付属機関であるIARCは、野菜やコーヒー、ホットドッグも発がんリスクがあるとしている。

J&Jはタルクに関する研究は不完全だと主張し、タルクの発がんリスクを否定する研究を根拠に挙げている。

中略

タルクは天然の粘土鉱物で、ケイ酸マグネシウムから成る。やわらかいのが特徴で、水分を吸収し、固まるのを防ぐため、頬紅などの化粧品に使用されている。タブレットやチューインガム、米などの添加材としても使われる。発がん物質として知られるアスベストの近くで採掘されるため、メーカーはアスベストが混入しないように対策を講じる必要がある。

中略

日常的な使用で罹患リスクが3倍に

1982年にハーバード大学教授のダニエル・クラマーらは、卵巣がん患者の女性と健康な女性それぞれ215人を比較調査した。すると、タルカムパウダーを使用していた女性は使用していない女性に比べて卵巣がんの罹患リスクが約2倍で、日常的に性器やサニタリーパッドにパウダーを使っている女性は、そのリスクが3倍にものぼった。

その後に行われた少なくとも10の研究で、数値は異なるものの同じ傾向が示された。一方、タルカムパウダーの使用者が高いリスクを示さなかった研究はごくわずかだ。

研究者たちが合計約2万人の女性が対象となった研究結果を集めたところ、タルカムパウダーを使用すると卵巣がんのリスクが24%増加したことがわかった。卵巣がんは珍しい病気だが、死に至るケースも少なくない。この結果が事実ならば、卵巣がんを発症したタルカムパウダー使用者の5~6人に1人は、がんの原因がパウダーであることを意味すると、トロントのがん遺伝学の専門家スティーブン・ナロドは指摘する。

なぜタルクががんの原因となり得るのかは明らかになっていない。タルクの結晶が尿生殖器から卵巣のある腹腔に達することを明らかにした研究もある。実際、バーグスの腫瘍の病理検査では、タルクの粒子が組織に入り込んでいた。

トウォロガーによれば、タルクの粒子が炎症を引き起こすこともあり、炎症は卵巣がん発生に大きく関与していると考えられている。

後略

(執筆:Roni Caryn Rabin記者、翻訳:前田雅子)

東洋経済オンライン:2016年06月15日(The New York Timesの翻訳)

ベビーパウダーに「発がん性物質」は本当か | The New York Times
自分は死ぬのだと、ディーン・バーグは思った。そして、その原因を知りたかった。当時49歳だったバーグは、進行性の卵巣がんになるには若すぎると思ったのだ。卵巣がんの原因になり得るものをインターネットで調べ…

かなり省略したので、詳しくは直接記事を読んでください。

この記事を読んで一番驚いたのは「タルクの粒子が卵巣や子宮頸部の腫瘍にたまっていたこと」です。しかし何でも摂取しすぎれば「発ガン性」があると言われるのも事実。記事の中でも「野菜やコーヒー、ホットドッグにも発ガン性がある」とありますし、少し前に話題になった「ハムやベーコンの加工肉」の発ガン性も「摂りすぎれば」の話。

そう言う意味では、使いすぎた人が被害を被っている可能性もあります。卵巣癌になった女性は、40年間も毎日性器にバビーパウダーを塗り続けていました。正直それは塗りすぎだったのではと個人的に感じます。とはいえ、「ベビーパウダー」は皮膚のかぶれ、あせもの防止用の衛生用品として売られています。「毎日使い続けていて何が悪いのか」と言われればそうだよなとも思います。実際のところはどうなのだろう。とても気になる。

似た分子構造の「タルク」と「アスベスト」

「タルク」の化学式は「Mg3 Si4 O10 (OH2)」で、中皮腫の原因で発がん性がある「アスベスト」の化学式は「Mg3 Si2」とこの二つはとても似ています。しかも「タルク」と「アスベスト」が「採掘される場所」が近く、採掘の際に「アスベスト」が混入しないように注意を払う必要があります。

その注意をどれだけ払ってくれているでしょうか。正直、管理能力の低い国で採掘されていたなら「混入していて当たり前」の可能性大です。その証拠に、管理能力が疑わしい代表とも言える韓国では、かつてアスベスト入りタルクで騒ぎが起こっていました。

アスベスト含まれた化粧品5製品、販売禁止に

韓国食品医薬品安全庁(食薬庁)は6日、「1級発がん物質」のアスベスト(石綿)に汚染されたタルク(滑石)成分を原料として作った化粧品に対し、販売禁止の措置を取った。

食薬庁はこの日、化粧品メーカー・ロセアン社製の「フィニッシュフェイスパウダー」など5品目が徳山(トクサン)薬品工業のタルクを使っているのを確認した、と明らかにした。徳山薬品工業は、食薬庁が今月1日に「ベビーパウダーを製造する一部のメーカーにアスベストが含まれたタルクを供給した」と発表した会社。

食薬庁によると、現在まで徳山薬品工業が原料を供給したと確認された会社は304社。うち約100社は製薬会社で、残りは医療機器のメーカーや病院・医院という。食薬庁はこれらメーカーにタルクが流通した経路を確認した後、すぐに自主的回収などの措置を取る予定だ。

後略

中央日報: 2009年04月07日10時47分

アスベスト含まれた化粧品5製品、販売禁止に | Joongang Ilbo | 中央日報
韓国食品医薬品安全庁(食薬庁)は6日、「1級発がん物質」のアスベスト(石綿)に汚染されたタルク(滑石)成分を原料として作った化粧品に対し、販売禁止の措置を取った。食薬庁はこの日、化粧品メーカー・..

「タルク」を採掘するときには「アスベスト」が混入しないようにする。これを厳守している国はどれくらいあるのだろう。

100円ショップで売られているような安いファンデーションに含まれている「タルク」の採掘がちゃんとしたものだとは思いにくい。しかもその「タルク」という素材も「発がん性がある」という疑いがあるとなれば、使うのを避けたい。しかし「タルク」は化粧品にはほぼ間違いなく入っている成分で、避けるのが難しいのが現状です。

世の中にはタルク入りの化粧品が溢れている

記事を書きながら薄ら寒くなりましたが、タルクは主に女性の使う化粧品に沢山含まれており、私の手元にあるファンデーションや白粉にも「タルク」の記載がありました。アスベストに似ているものを顔に塗っている・・・と考えたら非常に嫌な感じ。

タルクの危険性について知ってから、私はなるべくタルクの入っていないもの、タルクフリーを買い求めるようになっています。100%シルクパウダーを買うようになったのも理由の一つ。

とはいえ、白粉でタルクの入っていないものはなかなかありません。なので、ファンデーションを塗る時は必ず息を止め、極力吸い込まないようにしています。無駄な抵抗かもしれませんがやらないよりマシ。

減らない肺がん患者の謎

健康志向から喫煙者は減っています。それなのに「肺がん」患者が減っていない。しかも喫煙率の低い女性はむしろ増えています。なぜなのでしょうか。

有力なタバコ犯人説

一番よく言われており、実際多いきがするのが「タバコが原因」で肺がんになるという説です。しかし私は10年ほど前から懐疑的になっています。というのも、知人の中に家族も本人もタバコも一切吸わないのに肺がんで亡くなった女性がいるからです。

もちろん家の外で喫煙者と接する機会があったでしょうから、タバコが全く関係ないとは言い切れません。ただ知人がしきりに「タバコも吸ってないのに」と嘆いていたことが印象に残っており、私は「タバコ」以外の犯人について考えるようになりました。

長生きが原因説

肺がんの原因についてかかりつけ医に質問したことがあります。するとその先生は「長生きしてりゃあちこち壊れてくるし、癌だってできるもんだよ」と豪快に笑っていました。ちなみにその先生はヘビースモーカーで、止める気は無いと言い切ってました。現在も元気に開業医として働いています。

確かに長生きすればあちこち壊れてきます。腰も痛いし、肩も痛い。体の中だって毎日出来るがん細胞をやっつけることができなくなっていくものでしょう。となるとある意味これが最有力かも。

化粧品が犯人説(個人的見解)

男女ともに長生きすれば癌になる確率は上がる。しかし「タバコ犯人説」で考えると男性よりも喫煙率の低い女性に肺がん患者が増えるのは筋が通らない。そこで男性と女性の違いを考えました。すると男性は基本的に「お化粧」していないことに思い至りました。

江戸時代の歌舞伎役者は「鉛中毒」で亡くなっていたことがわかっています。原因は顔に塗りつけていた白粉です。当時白い顔料として使われていた「鉛白」の「鉛」が体を徐々に蝕む危険な物質だと判っていなかったせいです。

何でもそうですが、長期使用しなければ判らない副作用というものは必ずあります。「アスベスト」に似ている化学式である「タルク」を顔に塗り続けても、吸い込み続けていて本当に大丈夫なのか。

ただの杞憂であれば良いのですが。というか私はやはりこれからも「タルク」入りの化粧品は避けます。

7名が死亡した未解決の「タイレノール殺人事件」

J&Jのことであえて記述しておきたいのは「タイレノール事件」です。J&Jが販売している「タイレノール」という解熱鎮痛剤による殺人事件で、薬剤の入ったボトルにシアン化合物が混入され、7名が服用して死亡しました。しかしこの事件でのJ&Jの対応は素晴らしかった。

商品の自主回収はもちろんのこと、テレビ、新聞広告、電話などをフル活用し、さらなる被害者を出さないように懸命に対応しました。この対応は「消費者を守る」という強い気持ちがJ&Jにあったという証拠でしょう。

詳しくはWikipedia:タイレノール殺人事件をどうぞ。

この時の対応とは全く違う印象です。タルクの発がん性がないことに自信があるのか。それともバレない自信があるのか。あるいは、損失の大きさから認められないだけなのか。

最後にひとこと

J&Jが「タルク」の発がん性を知っていたのかどうか。捜査の結果を待ちます。

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