未承認の韓国製のカラーコンタクトレンズでトラブル続出!最悪失明も

過日放送された「ザ!世界仰天ニュース(NTV:2016年7月20日オンエア)」で、「毒まき散らす加湿器の真実」と題して韓国で実際に起こった加湿器消毒剤問題が取り上げられていました。この問題は、死者が95人も(政府発表)出たとても酷い健康被害事件ですが、他にも韓国製の製品で健康被害が出ていると思って調べてみると、最近使用する人が増えているおしゃれ用カラーコンタクトレンズも、韓国製などの外国製のもので健康被害問題を起こしていました。2013年の古いニュースソースですが、現在も起こっている健康被害問題なので、注意喚起として取り上げておきます。

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カラーコンタクトレンズの健康被害

まずはソースをどうぞ。

韓国製“未承認”カラコンのトラブル続出「安かろう悪かろう」の粗悪品

人形のような、吸い込まれそうに大きな瞳をした美女の写真に、カラフルな文句が躍っていた。「ブラックリングで輪郭強調!」「カラコンでうるうる瞳に」。韓国製の未承認カラーコンタクトレンズをインターネットの通販サイトで宣伝していた大阪市の輸入代行業者が11月、薬事法違反容疑で大阪府警に書類送検された。

中略

こすったら色落ち

「カラコンの着色部分を綿棒でこすってみたら色落ち。こわwww」。最近ネットでは、こうした書き込みが目立っている。色素がついた綿棒と着色部分がはげたカラーコンタクトの写真が添付されていることもある。

中略

綿棒でこすって色が落ちるのは、色素がレンズの内面や表面に印刷されているからだ。では、こうしたレンズを使っているとどうなるのか。日本コンタクトレンズ学会理事でワタナベ眼科(大阪市)院長の渡辺潔さん(60)は「色素がサンドペーパーのように角膜やまぶたの裏側をこすって、出血する。ひどい人は視力が低下してしまう」と話す。

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同学会が昨年行った調査によると、目の障害の原因になったカラーコンタクトの9割は、韓国や台湾で製造されている「グループI」と呼ばれるものだった。渡辺院長によると、グループIとは、透明な視力補正用コンタクトレンズでは50年前に使われていた古いタイプのレンズのこと。「水分量が少ないし、酸素を通しにくいので目によくない」といい、性能の悪さゆえ、視力補正用では今は使われていない素材だ。人気の格安海外製品は「安かろう悪かろう」の典型だということだ。

Sankei BIZ:2013.12.8 07:12

別のソースです。

カラコンによる眼障害 酸素不足が原因、最悪失明

若い女性に人気のカラーコンタクトレンズ(カラコン)による眼障害のトラブルが後を絶たない。多くは眼科医の処方を受けずにインターネットなどで購入、不適切な使用を続けたことで起きている。最悪の場合、失明する可能性もあるだけに、日本眼科医会などは購入時に眼科医の診察を受け、定期的にチェックするよう呼びかけている。(平沢裕子)

中略

視力補正や治療を目的としないカラコンは以前は雑貨品扱いだったが、平成21年から「高度管理医療機器」として薬事法で規制され、23年2月以降は承認された製品のみが販売されることになった。ただ、インターネット販売では個人輸入という形で日本では未承認のカラコンも簡単に買えるのが現状だ。

産經ニュース:2014.9.30 08:30

カラーコンタクトレンスによる健康被害はいつから?

視力矯正のための透明なコンタクトレンズは、日本においては、1951年にメニコンが初めて作って実用化していました。そして当然、医療器具としての規制も掛けられています。しかし「カラーコンタクトレンズ」が何時頃に登場したのか、明確なソースを見つけられませんでした。とは言え、映画業界等では作品で登場するキャラクターの目の色を変えるなどの一つの道具として早くから使用されていたと思われます。

そんなカラーコンタクトレンズは長い間、規制も基準もなく野放しでしたが、平成21年(西暦2009年)11月4日より、厚生労働大臣の承認と、都道府県知事の販売業の許可、販売管理者の設置が義務づけられるようになりました。

おしゃれ用カラーコンタクトレンズについて

これは、近年、一般の人たちもコスプレや美観のために瞳の色を変えるようになり、多くの人がカラーコンタクトレンズを使うようになった結果、日本でも2004年頃から問題となり始めたためだと思われます。根拠は、独立行政法人国民生活センターと日本コンタクトレンズ学会、公益社団法人日本眼科医会との共同研究で実施された「カラーコンタクトレンズ19銘柄(国内流通の17銘柄と個人輸入2銘柄)の安全性、使用実態テスト」です。

このテストは、全国消費生活情報ネットワーク・システム(PIO-NET)へ「カラーコンタクトレンズの使用相談」が2004年頃から寄せられはじめ、2009年以降にその相談が増加した事をきっかけに、実態を把握し、安全性や使用実態を消費者へ提供する為に行われていました。

カラーコンタクトレンズ19銘柄の安全性使用実態テスト

資料を読むのは大変なので、要点をかいつまんでまとめました。

テスト実施期間

検体購入 :2013年9月から2014年3月
テスト期間:2013年9月から2014月4月

全国消費生活情報ネットワーク・システム等へ寄せられた相談内容

カラーコンタクトレンズ使用者が増えると共に2009年から相談数も増加しており、資料にはどんな被害が起きているが記載されていました。その抜粋です。

中学3年生の娘が量販店でカラーコンタクトレンズをファッション用に買い、寝るとき以外は1カ月ずっと装着していたようだ。両目に痛みを感じ目が開けられなくなったと言うので眼科に連れて行ったら、医師に、「角膜に傷がついている。失明の可能性もあるので大きな病院を紹介する。」と言われた。 (2013 年 8 月受付、被害者:大阪府・10 歳代・女性)

友達とネットでカラーコンタクトレンズを購入。1 回目に目に入れたときには異常はなかったが、2 回目に入れたら左目に眼痛、流涙があった。すぐに外して洗眼し、医療機関を受診して洗眼し薬を処方してもらったが、眼痛、流涙が止まらなかったので、別の医療機関を受診した。(医療機関ネットワーク、2013 年 7 月発生、被害者:16 歳・女性)

対象のカラーコンタクトレンズの19銘柄

資料によると、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などの人気通信販売サイトや「Amazon.co.jp」、更に検索エンジンであるGoogleで「カラーコンタクト、通販」で検索した結果で出て来た個人輸入品を対象にテストしています。銘柄は以下のものです。(資料より転載)

テストレンズ銘柄

いわゆる有名どころである「シード」や「ボシュロム」「チバビジョン(現日本アルコン)」をはじめ、個人輸入品のものが対象とされていました。他にもカラーコンタクトレンズが販売されていますが、国民生活センターがよく売れているものとして抽出したものです。

テスト結果

テストの詳細は国民生活センターのHPでご覧になれます。

カラーコンタクトレンズの安全性-カラコンの使用で目に障害も-

テスト結果をざっとまとめました。

  • 形状や大きさ、カーブなどが承認基準の許容範囲を越えているものもあった。
  • 酸素透過量に影響のあるレンズの厚みが添付書類と違うものがある。
  • レンズに施されている着色料の場所が広告記載とは違っていたり、直接眼の表面に触れてしまうレンズがあった。
  • こすり洗いをすると色落ちするものがあった。
  • カラーコンタクトレンズを8時間装用したときのコンタクトレンズ矯正視力が落ちる。
  • 眼に以上が起こっていても痛みなどの自覚症状がないことがある。

消費者へのアドバイス

これはまるっと転載です。

  • カラーコンタクトレンズにはレンズの品質が原因で透明なコンタクトレンズよりも眼障害を起こしやすいものがあることが分かりました。カラーコンタクトレンズを使用する場合には、リスクを十分に理解した上で、必ず眼科を受診し眼科医の処方に従ったレンズを選択するようにしましょう。
  • カラーコンタクトレンズを使用していて目に異常を感じた場合には、直ちに使用をやめ、眼科を受診しましょう。また、目に異常を感じていなくても、必ず定期検査を受けるようにしましょう。
  • レンズの使用期限を守りましょう。また、繰り返し使用ができるレンズは、レンズケアを毎回正しく行うようにしましょう。
  • 今回、参考としてテストした個人輸入の3銘柄では、ベースカーブや直径が表示値から大きく外れているものがあったり、表示が全くないものもありました。個人輸入のカラーコンタクトレンズは、日本において安全性が確認されているわけではありませんので、安易に購入しないようにしましょう。

詳細ページには、業界団体への要望や行政への要望も記載されてありますが、割愛します。

テスト結果についてのそれぞれの見解

国民の瞳の健康のために行われたテストですが、「国民生活センター」の見解と「業界団体」「メーカー」としての見解は完全一致するものではありませんので、それぞれの見解を見ておきましょう。

業界団体、メーカー側の見解

業界、メーカー側は今回のテストに全面的に協力していますが、テストで使用された生理食塩水の濃度の違いや保存液等の違いによって自社公表しているデータとの違いが生じている事やユーザーのコンタクトレンズ使用法にも問題がある点を留意してほしいとのことです。

確かに、全く同じ環境、道具でのテストでなければ同じ数値にはならないでしょう。更にユーザーの使用法の差異もありますから留意するべき点ですね。

国民生活センター側の見解

それぞれのメーカーがどんな機材や溶剤を使って検査をしているか公表していないため、国民生活センターとしては独自の方法でテストするしかありません。これもテスト結果を見る時に留意しておく点です。

テスト結果についての個人的感想

テスト結果の資料を見たところ、形状やカーブなどが基準範囲の許容範囲に入っており、カラーの着色場所やカラー成分に難が無かったものは、アメリカやドイツ、アイルランド等の欧米で製造されているシードやボシュロム、チバビジョン(現日本アルコン)の製品でした。

しかし韓国製や台湾製、生産地の判らない個人輸入品は、こすり洗いで色が落ちたり、瞳に影響のありそうな不備が発見されていました。更に広告内容と違う品質の製品もあり、テスト結果を受けて、訂正したメーカー(株式会社 El Dorado/韓国)もありました。

この事から韓国製などのコンタクトレンズは、未熟な技術、古い素材で生産されているように思います。ソースの記事でも指摘されていましたが、古いタイプの素材で作られたコンタクトレンズは酸素透過量も少ないため、瞳に良くありません。カラコンを使うなら、欧米で生産された製品を選んだ方が良いでしょう。

個人的な見解ですが、他にも問題を起こしている韓国製の製品は多いので、韓国製のカラコンは特に避けた方が良いと思います。

ジーンズを履いて膀胱ガン!?韓国製ジーンズから発がん性物資の恐怖・・・。正直もう常識レベルだと思っています。以前は放射性物質が出たものもありましたね。今日新たに怖い情報が入りました。何と、ジーンズからガンを誘発する物質が検出されたそうです。

コンタクトレンズの手入れを怠る人達

安価な「カラーコンタクトレンズ」には問題があるとわかりましたが、「未承認の粗悪な韓国製などの外国製コンタクトレンズを使用したのが悪かった」という単純なものではありません。

儲け重視で作られた粗悪品も問題ですが、それよりも一日で使い捨てるいわゆる「ワンデー」タイプのコンタクトレンズを何日も使い続けたり、カラーコンタクトレンズと視力矯正用コンタクトレンズを二枚重ねて使うなど、気でも狂ってるのかと思う方法でコンタクトレンズを使用している人達がいるということが一番の大問題です。

誤った使用法が「失明」を招く

コンタクトレンズの誤った使用法で失明する可能性のある代表的な病気は、不潔なレンズやレンズケースで増殖した「アカントアメーバ」による「アカントアメーバ角膜炎」だと思われます。

「アカントアメーバ」は土や水道水など、私たちの身近な場所にいる微生物です。健康な瞳であれば、角膜に侵入することはありませんが、不潔なコンタクトレンズや粗悪なカラーコンタクトレンズの着色部分で、角膜に傷をつけてしまうとそこから侵入されます。

恐ろしい事に「アカントアメーバ角膜炎」に有効な治療薬はなく、消毒薬を点眼したり、角膜を削ったりして対処しますが、極めて治り辛いのが特徴です。最悪な場合は視力を失う事もある「アカントアメーバ角膜炎」の患者の90%が、ソフトコンタクトレンズ装用者なので、特に気をつけましょう。

コンタクトレンズ装用で守るべきルール

視力矯正のためにコンタクトレンズを装用している人やおしゃれのためにカラーコンタクトレンズを装用している方は、せめて最低限のルールを守りましょう。

  • 装用時間、使用期間を守る
  • コンタクトを外す前に必ず手洗いをする
  • 消毒液をレンズケースに継ぎ足して使わない
  • 擦り洗いした後、レンズは両面をすすぐ
  • 指定された消毒時間を守る
  • 消毒したレンズはすすいでから装着する
  • レンズケースは使用後に水道水で洗い、乾かす
  • 同じレンズケースを3カ月以上使わない
  • 3カ月ごとに定期検診をうける

コンタクトレンズで失明!? アカントアメーバ角膜炎:2015年3月19日掲載
監修:医療法人湖崎会 湖崎眼科 副院長 湖﨑 亮先生

コンタクトレンズで失明!? アカントアメーバ角膜炎

日本製のカラーコンタクトレンズ

私もコンタクトレンズユーザーです。使っているのは、定額制コンタクトのシステムがあるメニコンさんのコンタクトレンズです。毎月定額なので安価ですし、定期検査を受けないとレンズを受け取れない点も気に入っています。不便だという声もありますが、瞳の健康を考えてくれているメーカーさんだからこそだと思います。

ちなみにそんなメニコンさんもカラーコンタクトレンズを販売するようになりました。メニコンさんの製品は日本製ですし、どうしてもカラーコンタクトレンズを着けたい方は、メニコンさんのカラーコンタクトレンズを試してみてはどうでしょうか。

株式会社メニコン(本社:愛知県名古屋市、代表執行役:田中英成)は、2014年7月1日より国産初のサークルレンズ『2WEEK Menicon Rei』を全国のメルスプラン加盟施設にて販売いたします。

国産初のサークルレンズ『2WEEK Menicon Rei』全国発売!

2WEEK Menicon Reiは、サークルレンズで初めて、国内での研究、開発、生産を実現しました。生産拠点は、「名水の里」として名高い岐阜県郡上市。全数検査を実施し、品質には細心の注意を払っています。

2WEEKメニコン Rei

私は使用した事がないのであくまでも紹介なのですが、調べてみたら日本製のカラーコンタクトレンズは他のメーカーからも出ていました。それは「Fall in Eyez」さんが販売しています。「ワールドビジネスサテライト」でも取り上げられていました。

日本製 カラーコンタクトレンズ

2014年4月から販売されていたので、メニコンさんよりも早い国産レンズだったんですね。知りませんでした。

Fall in Eyez

どちらの日本製レンズを使うにせよ、皆さん、コンタクトレンズの使用ルールを守って下さいね。使用期限を守って清潔に!

最後にひとこと

視力低下を戻す画期的な方法は今のところありません。コンタクトレンズの誤った使用法で目にトラブルが起こった場合、治療や移植をしても完治しない事もあります。物が見える幸せを失わないように、コンタクトレンズの使用上のルールを守って下さい。私もしっかり守りたいと思います。

ここまでお読み下さり、ありがとうございました。

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