皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。というわけで、2022年一番最初の記事は、仕事帰りに通りかかったフレッシュネスバーガーで「神戸牛100%」のハンバーガーを見つけて誘われるままに買った感想からです。
フレッシュネスバーガーとは
日本には様々なファストフードショップがありますが、日本独自のチェーンで「国産生野菜」のみを使うフレッシュネスバーガーは私の好きなお店です。折角なのでその歴史やこだわりをかいつまんで紹介します。
1992年東大駒場で生まれたお店
フレッシュネスバーガーができたのは1992年12月14日です。東大駒場キャンパスの近くにある、不動産屋が「何やっても無理」と言う様な人通りの少ない奥まった場所で、とても小さなお店でした。
新鮮で美味しいものを提供したい
格一的なよくあるお店にはしたくなかった創業者栗原幹雄氏は、原材料をこだわり抜き、丁寧に手作りしたハンバーガーのお店「FRESHNESS BURGER」をオープンしました。ちなみに栗原幹雄氏はほっかほっか亭を創業した一人でもあります。
名前の由来
食べる人の健康を考えて選ぶハンバーガーやサイドメニューの素材は新鮮なものでした。そこでその「新鮮」を意味する英語の「FRESHNESS」を冠した店名「FRSSHNESS BURGER(フレッシュネスバーガー)」にしたそうです。
飲食業界の常識を無視
手作りのハンバーガーといえばとても簡単そうですが、国産の新鮮な野菜、こだわり抜いて選んだお肉やスパイス、ジュースはしぼりたて・・・このようなお店は当時としては非常識なもので、食べにきていたお客さんにも心配されていたそうです。
2000年には全国に100店舗
新鮮で美味しい国産生野菜を使い、丁寧に手作りしていたフレッシュネスバーガーの味は、消費者に認められて、2000年には全国100店舗にまで増えました。
現在の店舗数は171店舗(優調べ)
新鮮で美味しいハンバーガーを提供して増えたフレッシュネスバーガーは2007年には192店舗まで増えましたが、一気に増やしすぎたために経営が成り立たずに閉店した店も出たため、現在は171店舗あります。
日本独自のハンバーガーチェーン
全県にあるわけではありませんが、国産生野菜を使って美味しいハンバーガーを作ってくれている日本独自のハンバーガーチェーンですから、是非みなさんも食べて応援してほしいです。
もっと詳しく知りたい人は、フレッシュネスバーガー公式ブランドストーリーページへどうぞ。
フレッシュネスバーガーのこだわり
フレッシュネスバーガーのHPへ行くと4つのこだわりがあると紹介されていました。それは「おいしくてカラダにいいものをていねいに手づくりする」というものです。
- こだわりのパティ 旨味があり、しっかりとした肉感のあるビーフ
- こだわりの野菜 毎朝届く新鮮な国産生野菜
- こだわりのじゃがいも フライドポテト用の北海道産北海こがね使用
- こだわりの店づくり カフェにもなれるお店
記載している文章を見ただけで食欲が湧いてきますね。地元の駅前にもあったらなあと本当に思います。でも破産するな。お財布もたない。それに太ってしまう。
原材料原産地情報
私はできるだけ中国産、韓国産は避けているので自分でもわかりやすいように原産国情報を記事にしています。
しかしフレッシュネスバーガーの生野菜は間違いなく国産ですから、とても安心です。とはいえ、牛肉や鶏肉、豚肉、魚、そして基本的にフルーツは外国産ですから気になる人はチェックした方が良いでしょう。
ちなみに2021年12月現在の情報では、牛肉はオーストラリア産、イギリス産、豚肉はイタリア産(ハム)アメリカ産(ソーセージ)、鶏肉はタイ産、魚やロシア産です。アボカドはメキシコ産、ペルー産、レモンはチリ産、ライムはメキシコ産となっています。オニオンリングはアメリカ産の玉ねぎです。
1点気になったのはアボカドだけ「他」という記載があったことです。でもアボカドは小さな国からもたくさん仕入れていて記載できないほどなのかもしれませんね。
詳しく知りたい人はフレッシュネスバーガーの原産地情報のページへどうぞ。(pdfファイルです)
神戸牛100%塩バーガー
さてでは店舗前の大きな広告で思わず入店して買ってしまった「神戸牛100%塩バーガー」です。カルピスバターまでついています。でもちょっと油濃くないかと心配になりました。
開けました。迫力のあるバンズが見えます。
少々下品ですが、パティをアップ。神戸ビーフだけしか入っていません。ちょっと固そうな印象。というか、野菜入ってない!レタスとか入ってるかと勝手に思ってました。ちょっと驚き。
テイクアウトしたのでどうやって温めるか確認。きっとその場で食べるのが一番なのでしょうが、母にも食べさせたかったので持ち帰りました。テイクアウトした場合は電子レンジに箱ごといれて、600Wで20秒です。
付属していた特撰カルピスバターを塗ります。木べらがいい感じ。プラスチックじゃ似合わない。
そしてふといつもお店で食べるときに包まれている紙も付属していることに気が付きました。これはいい心配り。
というわけで包み紙にセット、と思ったのですが、断面を知るために包丁でカットしました。かなりの肉厚です。バンズの弾力もすごい。切るときにふにゃっとなったのに何事もなかったかのように戻りました。すごい。
あ、カット前のお包みの中の神戸牛100%塩ハンバーガーを一枚。
食べてみた感想
まず食べてしばらくはコメントが出ませんでした。しかし咀嚼して飲み込む頃に思ったのは、「これステーキじゃないの?」です。でも確かにハンバーグになっています。しかし噛み心地はステーキでした。そして「美味しいこれ・・・・。」とやっと出た言葉。こりゃすごい。
脂っこいと辛いと思って控えめにつけたバターが良かった。というのも、神戸牛の味わいが引き立っていたからです。肉肉しくて、きつすぎない、いい塩梅のスパイス、これは完全に夕食レベルです。ちょっと塩味がキツすぎたら嫌だなと心配していたのですが、とんでもない。良いバランスの塩味で肉の味を殺してません。
これはもう昼にふらっと立ち寄って食べるランチメニューではなく、しっかりとした食事でした。これが1380円!この味でこの値段は安いと思います。というか、最初「たっか!!」と半笑いで買ったのですが、1500円以上の味ではないかと思いました。
何せ美味しかったです。なのでサラダも一緒に買えば良かったと大後悔。痛恨のミスをしました。限定品ですから、なくなり次第終了です。今年最初の贅沢でしたが、奮発したかいがありました。ごちそうさまでした!!
最後にひとこと
次に通りかかるときにはもうないだろうな。