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チューハイ飲むなら人工甘味料無添加のキリン「本搾り」一択

KIRIN キリン 本絞り チューハイ 飲み物
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お酒好きなので、昔はワインのボトルを一人で平気で一本開けるほど飲んでいました。しかし年齢を重ねると同時に恥も重ねてゆくと「適量」でたしなむのが一番美味しいと体感し、酒量は自ずと減りました。

そんな私が今よく飲むのはチューハイ。銘柄はキリンの「本搾り」。勿論ワインも美味しいのですが「本搾り」本当に美味しい。いわゆる甘いカクテル系のお酒はチョーヤのウメッシュくらいしか飲まなかったのですが、今ではすっかり「本搾り」信者です。夏場はビールよりも飲むようになっています。というわけで、キリン「本搾り」への愛を語ってみます。

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チューハイとは

今回記事を書くにあたって「チューハイ」なるお酒について何の知識も無い事に気がつきましたので、お勉強しました。

wikipediaによるとチューハイとは、蒸留酒を別の飲料で割った、低アルコール飲料だそうです。ちなみに蒸留酒とは、醸造酒(酵母で作るお酒、いわゆる日本酒やワイン等)を蒸留して濃縮した高い度数のアルコールです。発酵させて作る醸造酒ではアルコール濃度は一定レベルから上がらないため、蒸留してアルコール度数を上げるそうです。ただし、お水を加えてアルコール度数を落とす事もあるので、世界には蒸留酒でも低いアルコール度数のお酒もあります。

いつ頃から登場したのか?

チューハイのような飲み物は、第二次世界大戦前には登場していました。焼酎を梅やブドウ風味のシロップで割っていたというのです。その後、炭酸水を加えて今のようなタイプのお酒にアレンジされていったようです。

定着したのは居酒屋から

思えば、チューハイなる飲み物を初めて見たのは居酒屋でした。実際、チェーン店の「村さ来」などで多様な味のチューハイが出されるようになって、瞬く間に市民権を得ていきました。時代は1980年代。バブル期へまっしぐらの時期ですね。

サワー?カクテル?

「ウォッカなどの蒸留酒を甘い飲み物で割るならカクテルでは?」確かにそう思います。

「スクリュードライバー」はウォッカをオレンジジュースで割ったものですし、ジンジャーエールで割れば「モスコミュール」になる。しかし法律などで明確に指定されているわけではないため、メーカーによってバラバラなのが実情です。

ちなみに酒税法上での決まりも明確なものがないため、「アルコール度数が低め」「蒸留酒を割ったもの」であれば、チューハイ(サワー、カクテル)であるとされています。

出会いは電車内の中吊り広告

キリンの「本搾り」との出会いは仕事に向かう途中の電車の中でした。いわゆる”しずる感”溢れる逆さまの缶の写真と「逆さまにしてからお飲み下さい」というキャッチコピーの中吊り広告がぶらぶらとしていたのです。

売るべき商品を逆さにしてあるインパクトと冷たくて美味しそうなしずる感。私はそれ見た瞬間ガン見して「うおおなんて美味しそうなんだ!!」ととても飲みたくなりました。が、当然仕事前でダメですから、帰宅時に地元のスーパーへ駆け込みました。しかし数軒回っても見つからない、おいていない・・・!そのときの「がっかり感」たるや、今でも覚えています。

しかし一週間以上経ったある日、ようやく自宅近くのスーパーで見かけて購入。そして冷蔵庫で十分冷やしてから取り出して、おもむろに逆さまにしました。「どれくらい逆さまにすればいいのか、それが問題だ」なんて大真面目に待とうと思ったものの、3分ほどでギブアップ。グラスに注いで飲みました。そして感激。それはそれは美味しかったのです。

広告の感想を送った

すっかり虜になった私。感激のあまり、キリンさんにメールを出しました。「電車の中吊り広告が素晴らしくて購入したところ、飲んだらとても美味しかった。でも中々見つけられなかったからもっと店舗においてくれよん」と言った内容だったと思います。

するとキリンさんから、商品を中々手に入れられなかった事についてのお詫びと当時予定されていた新商品発売情報(山梨ブドウ味だったかな?)も添えて翌日にはお返事をくれました。まあ山梨ブドウ味に店頭で出会う事はなかったのですが。

常に誠実なメーカーで居てほしいから

ちなみに電車の中吊り広告を絶賛するメールを送った事には理由があります。テレビ広告も勿論意味があると思いますが、消費者の身近な場所での広告にだってとてつもない力があるのだと伝えたかったのです。

新商品ならテレビなどが一番でしょう。でも生活の場である電車やお店での広告が一番目につきます。実際、テレビ広告を止めて店舗での広告を増やした結果、売り上げが増大した「花○ショック」なることも有りました。テレビ視聴率が減少の一途をたどっている以上、これは今後も続くでしょう。

私の願いは、偏向している放送局や反日放送局へお金を入れるのではなく、企業がもっと消費者のそばへ寄り添うこと。どうせお金を使うなら、国民の目線で、国民の為に使ってほしい。それがお互いにとって幸せな事に繋がるのではないでしょうか。

そんな企業なら応援し、商品を買いたくなります。立派な購入動機になるのです。現に反日行為を繰り返したメーカーは一切買っていません。そんな企業に払うお金はないのです。

企業さんへのサンキューレターのすすめ

企業さんは個人のメールにもきっちり目を通してくれています。良い商品なら感想を送る、不満があるなら意見を送る、そして広告方法も素敵ならこれも「良かった」メールを出す。これが企業さんへの応援にもなり、同時に監視の目になると私は信じているので、今までにも多数の会社へメールを出しています。

最近出したのはマルコメさんでした。「今まで食べたインスタントみそ汁の中で一番お味噌が溶けやすくて残らなかった上に、とても美味しかった」とメールしたら翌日にはお返事をくれました。ちなみにその商品はマルコメさんの「料亭の味のしじみ」です。

しじみが好きなので他のメーカーのもかなり食べていますが、はっきり言って、どうしても臭みがある。しかしマルコメさんのしじみ味は臭みがなく、お味噌の溶け残りもなくて美味しかった。この出会い以降、我が家でのインスタントみそ汁はマルコメさんの料亭の味シリーズオンリーになりました。減塩タイプも出ていますし、オススメです。

店頭販売していない通販限定の母にプレゼントした大島椿の白髪染めヘアカラートリートメントの良さに感動してメールをしたこともあります。まあ送った理由はライトブランを出して欲しいからでしたが、翌日には返事が来ていました。

つまらないことかもしれませんが、こういうことが企業を育てることになります。ちゃんと見ている消費者が居ることを伝える事が不正を防ぐ方法にもなるものです。なので皆さんも「良かったよメール」を出してみて下さい。お返事あると嬉しいものですよ。

レギュラーメニューは5種(2020/5/22追加)

前置きが長くなりましたが、本題へ。現在レギュラーで発売されているのは「グレープフルーツ」「レモン」「オレンジ」の三種類です。他に期間限定ものが出るのが定番になっています。

2016年9月13日に上記の三種に加え、「ピンクグレープフルーツ」がレギュラーに加わりました。(2017/6/22 追記)

KIRIN キリン 本絞り チューハイ

2020年、レギュラー4種類に新たなレギュラーさんが入ってきました。ライムです。発売は2020年5月19日から。見つけ次第飲んでみます。

8年連続2桁増で絶好調の「キリン 本搾り™チューハイ」がパッケージを刷新!~同時に「キリン 本搾り™チューハイ ライム」が通年商品に仲間入り!~

キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、たっぷり果汁とお酒だけでできている、リアルな果実ありのままのおいしさを楽しめる「キリン 本搾り™チューハイ」シリーズのパッケージを3月製造品から順次リニューアルします。また、「キリン 本搾り™チューハイ ライム」(350ml缶、500ml缶)を5月19日(火)より全国で発売します。

後略

https://www.kirin.co.jp/company/news/2020/0227_04.html

グレープフルーツよりも鮮やかな緑がさわやかな缶ですね。

KIRIN キリン 本搾り レギュラー チューハイ 人工甘味料 無添加 糖類 酸味料

グレープフルーツ味

グレープフルーツ。カロリーは45kcl。なので、350mlの缶を飲むとしたら単純計算で157.5kclですね。アルコール度数は6%。果汁の割合は28%です。味のバランスが抜群だと思います。一番のお気に入りなので常に冷蔵庫に入っています。っていうか、どうしてカロリー表示はいつも100ml当たりの表示なのでしょうか。計算しなくて済むように1缶当たりのカロリー表示にしてくれたらいいのにー。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ グレープフルーツ

レモン味

レモン。カロリーは41kcl。350ml缶で143.5kclですね。果汁の割合は12%です。さわやかな飲み口。酸っぱさがあるので苦手な人もいるかも?私は苦手ではありませんので、時々飲んでいます。でもやっぱりグレープフルーツのが好き。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ レモン

レモン味がバージョンアップしていました。味見してみたところなんとなく柔らかな酸っぱさに変わった気がします。いやでも信用しないで下さい。

KIRIN キリン レモン リニューアル 本絞り チューハイ

オレンジ味

オレンジ。カロリーは50kcl。350ml缶で175kclですね。果汁の割合は45%です。オレンジは定番ですが、やはり美味しい。それに色からして飲みたくなりますよね。でも主観ですがグレープフルーツより味のインパクトが小さい気がします。何かもっとこの「本搾りオレンジ」を飲みたい!と思わせるパンチがあると更に売り上げがあがるのではないでしょうか?あ、こんな事言ってますけど好きなのでストックしています。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ オレンジ

ピンクグレープフルーツ味

2016年9月13日から発売された新たなレギュラー「ピンクグレープフルーツ」味は今の私のお気に入りです。発売直後、写真も撮らずに飲んでしまい、その後売れすぎていたのかどこに行っても現物がありませんでした。でも今は並んでいます。でも一番売れている印象で、残り少なくなっている味はいつもこれです。

そんなピンクグレープフルーツ味のカロリーは、100ml当たり「40kacl」です。1缶で160kcalですね。果汁は29%です。味ですが、発売した翌年になる2017年2月に既に一度リニューアルされていました。常により美味しいものをという姿勢が嬉しいですね。これからもよろしくお願いします。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ ピンクグレープフルーツ

ライム味(2020/5/22追記)

2020年5月19日から発売開始のライム味を見つけたので早速購入。同時に他の4種類もパッケージデザインを一新しています。今度並べて一枚写真を撮らなくては。

カロリーは100mlあたり39kcalなので、350ml缶で136.5kcalです。原材料名は「ライム、ウォッカ、/炭酸」のみ。うん、このシンプルさはやはりいい。

キリン KIRIN 本搾り チューハイ ライム 無添加 人工甘味料 果汁とお酒

グラスに注いでみるとレモンよりも透明感のある色合いってところでしょう。まず香りですが、グラスに鼻を近づけるだけでライムの濃厚な香りがしてきます。果汁が13%しか入っていないのですが、ライムは存在感が強いですね。一口飲むと口内に爽やかな中にかすかな苦味と酸味がふわっと広がります。その存在感は飲んだあとにも残ります。

ライム味はグレープフルーツやオレンジなどの甘みを期待してはいけません。これらの味とは全く違う風味です。しかし甘さがないので料理を選ばず、何にでも合いそう。

私はかなり気に入りましたが、毎回ライムを飲むかと聞かれると飲まない。やはり「今日はピンクグレープフルーツ」「今日はライム」というふうに、日々の気分で変えるつもりです。甘さが欲しいときがあるもんね。

というわけで、今回の味は人を選ぶと思います。それは本当に甘くないからです。期間限定で発売されていた「四季柑」でさえ多少の甘さを感じますが、ライムはそれがない。なのでお酒初心者には少しハードルが高いかも?

甘さをさほど求めない酒飲みは大歓迎でしょう。というわけで、買う人はまずは1本だけにして口に合ったら大量買いしましょう。好きじゃない味の在庫は辛いので。

期間限定

本搾りはたまに「期間限定」の本搾りが販売されます。そちらも手に入ったものだけですが紹介しておきます。

2015年の秋柑

秋には秋の本搾りが出てきます。というわけで「秋柑」。

「シークヮーサー」がメインの味付けだったので酸っぱさが先に来る味で私の好みでした。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ 秋柑

2016年期間限定温州みかん

2016年の12月中旬から発売されていた期間限定の「温州みかん」。普段温州みかん100%ジュースを好んで飲む私には嬉しい限定品でした。

一口目にしっかり温州みかんの味が舌に感じられました。そして飲んだ後も温州みかんの優しい味が残ります。でも決して甘ったるくなく、すっきりとした飲み口です。これはかなりの好み。期間限定でいいので毎年出して欲しいラインナップです。

KIRIN キリン 本絞り 温州みかん

スウィーティー味

2017年4月28日から発売されていた「スウィーティー味」です。

お味は口内に先に甘さがやってくるお味でした。その後は飲み口が優しい甘めのチューハイといった感じ。私のリピートは無い。もう少しスキッとするような酸味の方が好みなので。でも甘さが好きな人は気に入るかも?

KIRIN キリン 本絞り チューハイ スウィーティー 期間限定

2017年の夏柑

2017年7月18日より販売されている本搾りの夏限定商品「夏柑」です。

果汁に「グレープフルーツ」「オレンジ」「夏みかん」「はっさく」を使用しているので、甘さよりもさわやかな飲み口を追求した味わいになっている印象です。三回くらい買ったかな?「また絶対飲みたい!」ではないのですが、有ったら買っちゃう感じです。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ 夏柑

2017年の秋柑

2017年9月5日より発売されていた本搾りの秋限定「秋柑」です。

今回の秋柑は「レモン」「うんしゅうみかん」「オレンジ」「シークヮーサー」が使われていました。しつこい甘さは無く、飲みやすい仕上がりでした。見かけるたびに買っていたので多分3回くらいは飲んだかな?また来年出るのを待ってます。

KIRIN キリン 本絞り 2017年 秋柑

2018年の四季柑

2018年1月30日から発売されていた限定味「四季柑」です。

「四季柑」はカラマンシーという初耳の果実が使われていました。カラマンシーは東南アジアの果実だそうです。初耳。詳細はこちら。個人的にレギュラー化通年販売希望のヒット味。

KIRIN キリン 本絞り チューハイ 四季柑 しきかん

カラマンシーなんて初耳の果物だったので、ググってみると見た目がゆずっぽい感じでした。カラマンシーだけだとどんな味なのかな??

というか名前で「魔法使いの嫁」の「バンシー」を思い出しました。シルキーにうちにきて欲しい。すみません、脱線し過ぎました。

というわけで買って来たばかりの「四季柑」です。でも「すっぱい」の文字に「やだ」と感じる人もいるかも?私は喜んだけど。

この本搾りは「カラマンシー、オレンジ、うんしゅうみかん、レモン、ウォッカ」が入っています。うん。それだけ。いつものごとく人口甘味料無し。カロリーは100mlあたり「40kcal」なので、350ml缶は140kcalですね。

「すっぱい」と記載するからにはしっかりと「すっぱい」と思っていましたが、全然。とは言え、普段「グレープフルーツ」などを飲まれている、気に入っている方には酸っぱい味です。

私はもう少し酸っぱくてもいいくらいでした。でもこれ以上酸っぱいと料理を選ぶかもしれません。そう考えるといいあんばいの酸っぱさなのかも?飲み後はすっきり、甘さ控えめの爽やかな酸味の仕上がりでした。冬柑より好き。個人的にかなり気に入ったのでリピートします。

時々発売されている限定ものですが、レギュラー化するにはまだ一歩足らないものが多い。でも今回の限定品「四季柑」は定番化していい個性があると感じました。っていうか「四季」というネーミングからして「通年」狙ってる気がします。キリンさんどうなんでしょー?

2018年のパイナップル味

2018年4月17日から発売されている限定味「パイナップル」です。果汁は42%です。結構高い比率ですね。カロリーは100mlあたり49kcal。なので350ml缶を1本だと171.5kcal。原材料はパインアップルとウォッカだけ。うん、これぞ本搾り。

KIRIN キリン 本絞り パイナップル

で、感想ですが「薄めたパイナップルジュース。でもこれは飲むと酔うパイナップルジュース。」です。飲む前からパイナップルの香りがして、飲むと鼻に抜けてその存在感を感じました。でも一口飲んだ後に思うのは「味うすっ」です。

「パイナップル」という果物のその美味しさは、その強い甘みと微かな酸味にあります。なので薄めてしまうとパイナップルの良さが殺されてしまいます。そう考えると本搾りのラインナップとしてパイナップルを選んだこと自体、間違いだったのではないか。

42%の果汁でもダメ。「ジューシーな果実味」とコピーされていますが、ジューシーだと全く感じません。パイナップルの良さを感じる為には、果汁をもっと多く入れる必要があったと思います。でもそうなると採算が取れないでしょうから、キリンさん、今回のラインナップは失敗な気がします。残念ですがリピートは無しです。

2018年の夏柑

2018年7月10日から発売された2018年の夏柑です。

今年の夏柑は、昨年と同じく「グレープフルーツ、オレンジ、はっさく、夏みかん」を使用しています。見つけたので早速買ってきて飲みました。

キリン 本絞り 夏柑 2018

気のせいか、昨年よりも甘みが強い気がしました。でも果物は毎年同じ味になるわけじゃないのでこんなものかな?個人的にはもっと酸味が欲しいような。でもあったら買う。

2018年の秋柑

昨年に続いて、秋の限定味。2018年9月4日から秋柑登場。

KIRIN キリン 本搾り チューハイ 秋柑 2018 期間限定

今期の秋柑は、500mlサイズも一緒に出してきました。果実は「レモン、うんしゅうみかん、オレンジ、シークヮーサー」をブレンド。昨年に続いて安定した味という印象でした。

2019年期間限定味「3種の果実」

久しぶり?に期間限定の味が出ていました。「三種の果実」です。

KIRIN キリン 3種の果実 白ぶどう オレンジ もも チューハイ 期間限定

使われているのは、「白ぶどう」「オレンジ」「もも」の3種類の果実とウォッカ。いつも通りに「香料・酸味料・糖類」無添加。

一口飲んで「うおお甘い!」とうめきました。果実の配合量はラベルの並びから言って「もも」が一番少ないと思いますが、それでも「ももの甘さ」が強い。

というか、料理と一緒に飲むことを前提にしているので甘いお酒はNGです。まだ酸味が強い方がいい。料理とケンカしません。ジュースみたいでした。しかしお酒初心者の人には優しい甘さだと思います。というわけで、私のリピートは無し。

2019年の夏柑

先に「秋柑」を飲んでいたのですが、運良く「夏柑」を見つけることができたので飲めました。

2019年の夏柑は「うんしゅうみかん、グレープフルーツ、オレンジ、なつみかん、はっさく、日向夏」が入っています。カロリーは100mlあたり38kcal。

本搾り 夏柑 和柑橘ブレンド 2019 チューハイ キリン KIRIN

味は、最初に甘みが来ました。やはりうんしゅうみかんが先に記載されてるだけあってその甘みでしょう。でも嫌な甘みではなく好みの甘さ。そしてそのあとにはっさくらしい苦味がかすかに。料理に合わせるには少し甘みが強いかも?でも飲みやすい甘さです。時期外れに買ったのでもう味わえないですが、もう一度くらい飲みたかった味でした。来年を待つ。

2019年の秋柑

夏柑を飲むことは叶いませんでした。というか店頭で見かけなくて、見つけたと思ったら「秋柑」でした。

今年の秋柑は「シークヮーサー、うんしゅうみかん、レモン、オレンジ」が入っています。カロリーは100mlあたり33kcal。

本搾り キリン KIRIN 秋柑 2019 チューハイ 人工甘味料 無添加

で、味ですが、最初に「シークヮーサー」とその苦味がきます。そのあとにほんのりとうんしゅうみかんの甘みがやってきました。レモンとオレンジはわかんない。でも食事の邪魔をしない甘さ控えめは嬉しいテイスト。今回はあたり。そしてあれば買います。やはりこの程度は甘さ控えめにしてくれないとね。

2020年の夏柑

今年も出ました。というわけで早速買ってきて飲みました。2020年の夏柑、和柑橘ブレンドです。ニュースリリースがなぜか今回はpdfファイル。見る人は気をつけてください。

キリン KIRIN 本搾り チューハイ 夏柑 2020

今年の夏柑は「うんしゅうみかん、グレープフルーツ、オレンジ、なつみかん、はっさく、日向夏、ウォッカ」という原材料で、昨年と同じ。でも色は昨年と比べると色が濃いかな?

お味は苦味の存在感がありました。しかし飲み後はすっきりとしたもので、甘ったるくなく、それなりに料理の邪魔をしない感じ。でも個人的にはもう少し甘さを抑えて欲しいと思いました。でもまた買うつもり。美味しいのは美味しい。

2020年限定味赤ぶどう&白ぶどう

キリンに「本搾り」を初めて飲んであまりに美味しくてメールした時、今「山梨ぶどう味」も出てるから飲んでみてくださいという言葉とともに返事をもらいました。が、限定味だったため、飲むことはかないませんでした。

なので私が今までに飲んだ本搾りは基本的に柑橘類、みかんるいのものばかりで、ブドウはなし。なのでこのパッケージを見つけた時は素直に嬉しかったです。どんな味かなと。

原材料は、超シンプルです。「ぶどう、ウォッカ」のみ。これこそ本搾り!ブラボー。

と言いつつ、グラスに注いだ瞬間「あれこれちょっとヤバイかもしれん」と思いました。というのも、とっても甘そうに見えたからです。

実際、ぶどうの甘い香りがふわっと広がり、飲む前にこれは絶対甘いと感じました。そして飲んでみると本当に甘かった。ジュースです。ぶどうって存在感すごいですね。お酒感を完全に吹き飛ばす力があります。

この甘さは料理を選びます。ピザなどのパーティフードならぴったりでしょう。でも和食とは合わないと思います。甘いお酒が好きな人は良いでしょうが、私にとっては完全ジュースです。なので、ピザを食べる時、このブドウの本搾りがあったら選ぶかもしれませんが、通常は選ばない。でもたまに出てきてもいい存在感。個性があるのでアリだと思います。また出たら飲むかな。ジュースとして。というかぶどうってジュース感強いなあ。ほんと。

2020年の冬柑

今年も出してくれました期間限定の「冬柑」はゆずがメイン。私はゆずの酸味が好きなので嬉しい。

キリン KIRIN 本搾り チューハイ 冬柑 2020

冬柑のいいところは甘みを抑えてくれているところだと思っています。そして2020年の冬柑はゆずがメインなのでちゃんとそうなっていました。冬にしか出ないのですが・・通年商品にして欲しい味だと常々思っています。

2021年の四季柑

時々出てくるようになった「四季柑」です。2021年のも出てきました。メインは「カラマンシー」になっています。

カラマンシー、オレンジ、うんしゅうみかん、レモン、ウォッカです。

キャッチコピーは「南国のすっきり柑橘」になっています。色は濃い目。でも甘ったるくなくてスッキリした感じ。また飲んでもいいかな。

2021年 レモンすっきり搾り

通念販売されている「レモン」味があるにもかかわらず、「すっきり搾り」なるレモン味を出してくれました。

飲んでみると普段飲んでいるレモン味よりも「爽やか」さが引き立っていました。残らない感じとでも言いましょうか?そして酸味よりも苦味を感じ、若干炭酸が薄い印象でした。個人的には普段のレモン味の方が好きかなあ。飲みやすいとは思うのですが。

キリン KIRIN 本搾り チューハイ レモン 限定 すっきり搾り 

 原材料情報です。レモンとウォッカのみ。アルコール度数は6%です。現在販売されているレモン味のアルコール度数は6%で果汁濃度12%です。なのですっきり搾りの方が薄いですね。レモンをより味わいたい人にはやはり通年商品のレモン味がよさそう。

キリン KIRIN 本搾り チューハイ レモン 限定 すっきり搾り 

2021年の冬柑

少し変化していました。それは原材料表記。原産国の記載がされるようになっていました。これはいいですね。でも嫌な国のが使われてたらどうしようという恐怖も・・・。2021年の冬柑は、グレープフルーツがメインとなっています。

グラスに注いで撮った写真があると思っていたのですが見当たらず・・・。もう一本あるのでそれを飲んだら差し替えます。

ご覧のように原産国表記がされるようになりました。個人的には嬉しい。今年の冬柑は「グレープフルーツ(イスラエル、南アフリカ、その他)、ゆず、レモン、すだち、かぼす、ウォッカです。

ゆずメインのときよりも甘さが出ていた気がする。でも去年の味を明確に覚えているわけではないので信用できない。でも冬柑は甘さが抑えた仕上がりにしてくれている印象だし、実際にそうだと思うのでやはり冬柑が一番好きです。見つけたらまた買う。

追加写真

2021年柑橘ブレンドシークワーサー

変わり種の限定味が出てきました。柑橘ブレンドシークワーサーです。甘みより酸味の方が好きな私はかなり嬉しかったので速攻で購入しました。

写真・・・を探したのですが見当たらなく、見つけたら差し替えします。こちらはキリン公式でダウンロードできたものです。

自分の写真があったので差し替え。

キリン 本搾り 2021年 限定 柑橘ブレンド シークワーサー

さてもともとシークワーサー味が好きな私。まず「おっ」と思ったのは開けた瞬間、しっかりシークワーサーの香りがしたこと。美味しそうだ〜と期待大になりました。そして一口飲むと真っ先にやってくる苦味、これこれ。シークワーサーってすっぱいイメージ強いですが苦味があるんです。私はこの苦味がとても好きなのでとても気に入りました。というわけで・・・レギュラー化してほしい・・・!

でも原材料を見て驚きました。レモン、うんしゅうみかん、オレンジ、そしてシークワーサーという順番になっていました。強いんですね、シークワーサー。苦味もあるもんなあ。それがいいんだけど。

キリン 本搾り 2021年 限定 柑橘ブレンド シークワーサー

2022年の夏柑

今年はショックな「夏柑」です。原産国表記は素晴らしいのですが、個人的に避けている韓国産の果物が使われていました・・・。いや、ちょっと・・・本当にやめてほしい。

2022年の夏柑のメインは「うんしゅうみかん(韓国)」です。

原材料。うんしゅうみかん(韓国)、グレープフルーツ、オレンジ、はっさく、日向夏、ウォッカです。果汁は24%です。

原産国への文句はさておき、甘い仕上がりだと思いました。お酒が苦手な人には飲みやすそう。でも甘みよりも酸味が好きな私なのでもう少し甘さを控えて欲しい印象です。この甘さだとお料理を選ぶでしょう。甘いジュースで晩ご飯を食べられる人には良いのではないでしょうか。というわけで私のリピートはなしです。というか・・・生理的に拒否感があるから無理なのかもしれません。ごめんなさい。

2022年の秋柑

すっかり定番になっている季節限定本搾り。秋限定の「秋柑」の本搾りが登場しました。

さっそく開封して注いでみました。色は濃い目の仕上がりですね。果汁は11%、アルコール度数は5%です。

お味ですが、一口飲むと先に酸味がきました。その後にシークワーサーの苦味という印象。甘味は少なく、料理を選ばない感じ。好きな仕上がりでした。

本搾り チューハイ 秋柑 KIRIN キリン 限定

原材料はレモン、うんしゅうみかん、オレンジ、シークワーサー、ウォッカです。が、なぜか原産国表記が消えていました。うんしゅうみかんの産地がまたしても韓国だからですかねえ・・・。

本搾り チューハイ 秋柑 KIRIN キリン

キリンの原材料情報のスクリーンショット。レモンはイスラエル、うんしゅうみかんは韓国、オレンジはブラジル、イスラエル、シークワーサーは日本、ウォッカは日本です。

キリン 本搾り チューハイ 秋柑 原材料情報 原産国情報

「本搾り」の売りは糖類無添加

甘いお酒を飲まないタイプだったので、あまり深く考えた事は無かったのですが、世の中には糖類添加の飲み物が沢山あります。しかし合成された糖類には身体によろしくないものも多い。なので果物の持つ「甘み」だけで作られた「本搾り」はそれだけで安全じゃないかと思うのです。それに原材料表示が「ウォッカ、グレープフルーツ(レモン、オレンジ)」で香料も無いというのはホントすっきりしていていい。

このチューハイが発売されてから、私の記憶が正しければ、確か製造工場も増やしています。それだけ消費者のハートを掴んだんでしょう。それに日本の消費者は「健康」第一ですから、良いところに目をつけたと思います。こういうオリジナル商品を開発して売ってくれたキリンさんには感謝しています。だからキリンさんの真似をして似た名前、似たコンセプトの「こくしぼり」を作るような反日サントリーには負けないで下さい!

冬柑も。

ストロング系チューハイ問題

本搾りで検索してきてくださる人が多かったのですが、最近は「ストロング系」のチューハイの問題についてとりあげられると記事が読まれることが増えました。なので私の経験と見解を述べておきます。

ストロング系チューハイで酷い二日酔いになった

「本搾り」がお気に入りな私なので、当然キリンの「氷結ストロング」を試しました。が、大後悔しました。というのも、翌日頭が酷く痛かったのです。

飲んだのは「氷結ストロング」のグレープフルーツでした。飲んでいるときは美味しかったです。と言っても「本搾り」と比べると若干人工的な味で「また買おう」とまでは思わないけどそこそこ美味しかったのです。

でも異変は飲んでいる最中からありました。異変というのはおかしいかもしれませんが、2本目を飲んでいる最中に頭がぐらぐらしたのです。今となってはその理由がアルコール度数の高さだったとわかるのですが、そこまで考えて飲んでいなかったのです。

普段飲んでいるチューハイのアルコール度数はせいぜい5%程度です。しかしいわゆる「ストロング系」のチューハイは9%とかあります。そりゃきついに決まってる。

でも飲みやすいように炭酸はキツめにされ、甘みもたっぷり。女性を酔わせて何かしようとするときにつくる「コークハイ(ウォッカとコーラ)」や「スクリュードライバー(オレンジジュースとウォッカ)」のようなものですから、一気に酔いがまわるのは当然です。

しかも翌日が本当に最悪でした。私はワイン1本開けても二日酔いしませんし、したこともありません。が、氷結ストロングを2缶飲んだ翌日は頭がガンガンして驚きました。酷い有様です。

原因は強いアルコール度数のせいなのか?それとも人工甘味料のせいなのかは定かではありません。しかしこの経験から、私はたとえお気に入りのキリンのものであっても「ストロング系」のチューハイは飲まないことにしました。友人にもすすめませんし、飲むのを止めています。健康にもいいとは到底思えないからです。

規制が必要という声

しかしストロング系チューハイはとてもよく売れています。実際、買っている人をよく見ます。そしてそんな「ストロング系チューハイ」によってアル中が増えているという指摘も出ています。

売れすぎのストロング系チューハイは規制すべきか?

「『危険ドラッグ』として規制した方がよいのではないか。半ば本気でそう思うことがよくあります」
 2019年12月31日19時、SNS(交流サイト)のフェイスブックに、こんなコメントが投稿され、新年早々ネット上で話題になっている。アルコール度数が高い、いわゆる「ストロング系」のチューハイが、アルコール依存を助長し、健康を害したり、暴力行為などのトラブルの原因となったりしているとの指摘だ。コメントが投稿されたのは、NHK紅白歌合戦の放送直前。晩酌をしながらテレビの前に陣取っていた人も多かったはずだ。
 ストロング系チューハイは、ビールや発泡酒よりも安く、多くの商品でアルコール度数が一般的なビールの2倍近い9%と、「安く酔える」ことが人気を博し、販売量が急増した。
 その一方で、求めやすい価格に加え、味を調え飲みやすくしているために、大量のアルコールを簡単に摂取できてしまうことが、かねて問題視されてきた。今回の投稿の主は、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の松本俊彦・薬物依存研究部部長。アルコール依存対策の最前線に立つ影響力のある人物の投稿とあって、改めて注目を浴びた。
 松本氏は次のように指摘する。「結局あれは『お酒』というよりも、単に人工甘味料を加えたエチルアルコール=薬物なのです。そして、ジュースのような飲みやすさのせいで、ふだんお酒を飲まない人や、『自分は飲めない』と思い込んでいる人でもグイグイいけます。そうした人たちが、ビールの倍近い濃度のアルコールをビール並みかそれ以上の早いペースで摂取すればどうなるのか。ただでさえ人類最古にして最悪の薬物といわれているアルコールですが、その害を最大限に引き出す危険な摂取法です」

後略

日経ビジネス:2020年1月7日

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00097/010700001/

私はアルコールについての専門家ではありませんから「ストロング系チューハイ」を「危険ドラッグ」にしてもいいくらいという意見にはさすがに驚きました。でも初めて飲んだ後の不快感からして賛同します。

もちろん「お酒自体が規制すべきドラッグ」だという声もあります。実際、タバコなどの危険性もさることながら、お酒の害だって相当なものです。

それでも飲みたい人は自己責任で、楽しく飲む程度にしたらいい。お酒という存在は、その人の人生を破壊するものであってはならない。というか、人生を破壊するようなお酒を売っていたら、お酒自体が敵とみなす人が増えるだけです。敵とみなされたら誰も飲まなくなるだけですよ。ちょっと考えたほうがいい。

悪酔いしないストロング系チューハイ(2020/3/17追記)

赤ワインやビール、日本酒、そしてキリンの本搾りが私の夜の相棒です。しかしたまには違う物も飲みたいので、リカーショップをうろついていて「甘味料の入ってない」缶チューハイを見つけました。それは宝酒造の「タカラcanチューハイドライ」です。アルコール度数は9%と高め。でも悪酔いなし、翌日の頭痛もない。というわけで、ストックになりました。

詳しくは個別記事「悪酔いしなかったストロング系チューハイ|タカラcanチューハイドライ(プリン体・糖質・甘味料ゼロ)」を参考にどうぞ。

やはり甘味料がよくないのかしらねえ・・・。

最後にひとこと

キリンの「本搾り」を見つけたころは「人工甘味料なしで美味しいチューハイを見つけたうわーい」と単純な感想でした。しかしその後現れた「ストロング系チューハイ」はいただけません。メーカー各社はここらで一旦歩みを止めて、楽しく飲める安全性の高いお酒を追求するという原点に立ち返って、アル中を増やしているという指摘を真剣に受け止めて欲しい。

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