アセトン入り除光液で男児が中毒に|マニキュア落としは慎重に

マニキュアを塗ったら除光液で落とします。その除光液に含まれている「アセトン」で子供が中毒を起こすという事故を取り上げたコラムがあったので注意喚起として取り上げます。

除光液 アセトン 中毒

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除光液で2歳男児がアセトン中毒に

まずはソースをどうぞ。

不慮の事故〈10〉 マニキュア落とし 換気十分に

前略

ある夜、生後2か月の男児を床に寝かせた母親が、同じ部屋で爪のマニキュアを落としていました。男児は12時間以上寝ていましたが、起きた時には母乳を吸う力が極端に弱くなっており、嘔吐(おうと)も繰り返しました。

様子がおかしいため医師に診てもらったところ、血液検査などからアセトン中毒と診断されました。アセトンは有機溶媒の一種で、マニキュアを落とす除光液に含まれていたものです。

揮発しやすい液体ですが、蒸気は空気の2倍も重く、低い場所にたまります。つまり、床で寝ていた男児はアセトンを含む空気を一晩中吸っていたことになります。男児は入院後回復し、4日で退院できましたが、大量に吸えば意識障害を引き起こすなど危険な物質です。

後略

ヨミドクター:2018年10月3日

不慮の事故〈10〉 マニキュア落とし 換気十分に : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)
  不慮の事故では、小児科医で緑園こどもクリニック(横浜市)院長の山中龍宏さん=写真=に聞きます。(聞き手・萩原隆史) ◇  身の回りの製品による事故の中には、その製品の性質を知っているかどうかが予防のカギになる場合が少なくありません。  

被害男児が亡くならなくて良かった。

除光液の主成分はアセトン

マニキュアを落とす一般的な除光液には、独特の臭いで、油など有機化合物を溶かす「溶剤」として広く使われている「アセトン」という成分が含まれています。

危険物第四類指定の成分

身近な除光液は「アセトン」が含まれる代表的な製品です。揮発した成分は有害で、更に強い引火性があるため、消防法によって「危険物第四類」に指定されている注意が必要な成分です。

空気より重いアセトン

今回の中毒は、空気よりも重いアセトンが下に溜まり、その低い位置で眠っていた男児が長時間吸い込んだために起こった事故でした。

そのため、子供が眠っている傍や寝室において「アセトン」の入った除光液を使用すること自体避けなくてはなりません。

アセトン中毒とは

「アセトン」は飲んでも、蒸気を吸っても、皮膚に付いても危険な成分です。

万が一誤飲すると、喉の痛みや頭痛、吐き気、嘔吐、めまいを引き起こし、むせて気管に入ると肺炎を引き起こす事もあります。

そのため、万が一飲んでしまったら、絶対に吐かせずに病院へ行きましょう。吐かせる際に肺に入る等の危険があるからです。

目に入った場合は10分以上水で洗い、蒸気を吸い込んでしまった場合は綺麗な空気を吸わせて対処します。

詳しくは「日本中毒情報センター」へ。

http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf

アセトンフリーの除光液を使いましょう

よく落ちる「アセトン」が入った物は値段も安く100円ショップで売られていますが、アセトンは毒性の高い成分なので、少々割高でもアセトンの入っていない除光液を勧めます。

ちなみに私は除光液でなくても、アルコールで落とせる「胡粉ネイル」や塗り重ねるタイプの保護ネイルを使っており、長年除光液を使っていません。

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最後にひとこと

爪が弱い人は保護ネイルとして透明なマニキュアをしていることもあるでしょう。しかし子供が居る部屋、誰かが眠る部屋では除光液を使うこと自体をやめておきましょう。

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