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【日本製の肌着】グンゼの綿100%シャツで汗対策【男性下着シェア1位の実力】

the GUNE グンゼ 日本製 made in japan 肌着 下着・部屋着・寝巻き
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汗の中で一番気がかりなのは「脇の汗」です。ブラウスにシミが出来て見られるのは恥ずかしいし、匂いも気になります。しかしここ数年の私はその気がかりほぼ無しで過ごしています。何故か?現在は「肌着を惜しみなく使う」ようになったからです。汗はかくもの。どうしようもありません。ならば汗をかけば着替えればいいわけです。というわけで、そんな私が愛用しているグンゼの綿100%のシャツをご紹介します。

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グンゼの歴史

正直な所、「グンゼ」と言えば男性用の白のブリーフパンツのイメージが強いです。しかし今回ご紹介するにあたり勉強したところ、決してそんな一面的な企業ではないことがわかりました。というわけで、グンゼの歴史をさらっとご紹介します。

詳しく知りたい方は直接グンゼ公式ページの歴史、沿革ページへどうぞ。

創業120年の老舗企業「郡是」

安政5年2月13日生まれの波多野鶴吉氏が「郡是製絲株式会社」を京都何鹿郡(いかるが郡/現在の綾部市)に創業したのは明治29年(1896年)です。

まさか100年以上の歴史をもつ老舗企業だったとは知りませんでした。

社名の由来は前田正名氏の言葉

明治時代の官僚前田正名(まえだまさな)氏は「今日の急務は、国是、県是、群是、村是を定むるにあり。」と各地を説いて回っていました。これは世界との経済戦争が始まったばかりの当時の日本において非常に重要な指針だったと思います。そしてそれを聞いた波多野氏は、地元の養蚕業を活性化させ「製糸業」を起こすべく、小学校の教師を辞めたのです。

前田正名氏の言葉に感銘を受けた波多野氏は作った会社の名前にそれを刻みました。「郡」は京都何鹿郡の「郡」、「是」は「道理にかなったこと。よいこと。正しいこと。(広辞苑第六版)」という意味です。

「郡是」とは「郡の是」で、地域を活気づけるという目的だったのです。とても素敵な由来ですね。

日本の蚕糸・紡績業を世界へアピール

当時の日本は養蚕業が活発でしたが、残念ながら京都の糸は「粗の魁(そのさきがけ/品質粗悪)」とまで酷評されていたそうです。波多野はまずその状況を変えようとしました。

群馬県や福島県の製糸工場へ人員を送り技術取得、さらに各養蚕家の人材育成、そして小規模な製糸家を集めて共同販売させました。その結果、京都の養蚕業のレベルがあがり、優良な糸が作られるようになりました。そしてその努力は形となって実ります。

明治33年(1900年)のパリ万博で「金牌」、明治37年(1904年)のアメリカはセントルイス万国博覧会において「最高賞牌」を受賞したのです。郡是は、日本には優良な糸を作れる技術があるのだと大々的にアピールしてくれたのです。

時代の変化にも対応する郡是

活気のあった製糸業界ですが、戦後は状況が変化していきます。安価な輸入繊維が国内市場へ流れ込むようになり、繊維業を取り巻く環境は劇的に変化します。

しかしそんな変化の中、郡是はナイロン繊維を使った靴下を販売したり、繊維ではないポリエステル工業品や電子部品(2016年現在タッチパネルは国内シェア2位)を作るなどして多角的に企業を変化させて対応しました。

男性下着シェア国内1位に

電子部品などを作っていても主要な事業は「肌着・下着類」で、現在では男性下着の国内シェア1位となりました。残念ながら女性下着はワコールという強敵が居るせいか2位です。しかし、男性下着ではワコールに付け入る隙はなさそうです。

それぞれの得意分野で闘い、近い分野では切磋琢磨して、結果的により良い商品開発に繋がるのが、消費者は嬉しい。

男性下着の変遷

女ゆえに男性下着についてはあまり知らないなと思ったのでついでに勉強しました。褌って奥が深いです。ちょっと感動しました。

男は黙って褌!

古来からの日本男児の下着と言えば、褌(ふんどし)や猿股でした。しかし最近は女性も健康効果を求めて褌を締めている人がいるそうです。夜眠る時だけでも褌にすると冷え性の解消にもなるとかでじわじわ愛好者が増えている模様です。

一般社団法人日本ふんどし協会

というわけで、「褌」に興味を持った私が検索したところ「一般社団法人日本ふんどし協会」なる団体を発見しました。ネタかと思いましたが真剣です。つかその目標に日本人として心がくすぐられました。

日本ふんどし協会は、日本古来の文化であるふんどしの普及、及び、人々のふんどしに対する理解と関心を高めることを目的として活動しています。

2022年(10年後)までに日本人全員がふんどしを一着は持っている、そんな時代の到来を目標としています。

http://www.japan-fundoshi.com

心意気を感じます。素晴らしい。というわけで私も一着持ってみよかな。

トランクス登場

ドラ○ンボールのあの人じゃありません。日本や欧米諸国では褌やら腰布を下着代わりにする時代が長く続きましたが、1910年頃欧米で登場した「ユニオンスーツ」なる全身下着(古い映画でたまに出てくる赤ちゃんの着るつなぎのようなもの)が登場します。

しかしこのタイプは日本に入ってこず、「ユニオンスーツ」が上下に分離してショート丈になった「トランクス」が日本に上陸。その結果、「トランクス」が日本の男性にとっての主な下着となり、褌や猿股タイプは激減したそうです。しかしそんな「トランクス」を蹴散らす勢いで登場したのが「ブリーフパンツ」です。

倒産寸前の企業を救った「ブリーフパンツ」

1935年、シカゴの「クーパーズ」という会社が販売したのが「ブリーフパンツ」でした。百貨店で売り出されるとあっという間に売れて、第二次世界大戦前のあの大不況下で倒産寸前だった会社を救ってしまいました。それくらい画期的なデザインの下着だったのです。

日本に登場したのは1950年代

欧米で大流行したブリーフパンツは1950年代になって日本に上陸。今までとは違うデザイン、機能性で、日本でも大流行し、1970年代には「ブリーフパンツ」全盛時代になりました。ちなみにグンゼは1972年にYGブランドを販売しはじめ、その波に乗りました。

「ブリーフパンツ」の不遇時代の到来

大流行した「ブリーフパンツ」に暗い影が忍び寄ります。シンプルな「ブリーフパンツ」は本来の良さが薄れるような過激なデザインの商品が出回り始める上、あまりに「下着然」としているため、人前で着替える際の抵抗感を生み、購入を避けるようになるのです。

更に皆が「ブリーフパンツ」を履く事で没個性となり、他者との違いを求める若者が「トランクス」へ回帰するようになりました。

深川通り魔殺人事件の深刻な影響

ただでさえ人気の落ち始めていた「ブリーフパンツ」は、1981年6月17日に起こった「深川通り魔殺人事件」で連行される殺人犯「川俣軍司」のせいでトドメをさされます。彼はブリーフ姿にハイソックスという出で立ちだったのです。それは「ブリーフパンツ」を履くのをやめようと思わせるほどの大変なインパクトだったそうで、「ブリーフパンツ」は市民権を失いました。

それでも根強かった「ブリーフパンツ」の人気

イメージダウンで売り上げの落ちた「ブリーフパンツ」ですが、「トランクス」だらけになれば他者との「差別化」を求めた消費者が帰ってきます。2000年代以降がまさにそうでした。

不遇の時代はあったものの、「ブリーフパンツ」の着心地やデザイン性は進化を遂げます。現在の「ブリーフパンツ」は白一辺倒ではなく、カラフルでスタイリッシュなものが多く出ておりかなりの人気です。

他者ではなく自身の快適さ重視の時代へ

男性もファッションに気遣うのが当たり前になり、下着も自分の好みで選んで買う時代となりました。

ネット上の男性下着の購入口コミを見てみたところ、彼らは履き心地や機能性をとても重要視しています。「周りからどう見られるか」ではなく、「自分にとって着心地の良いもの」を選んで買う姿勢は素晴らしく、何より正しいと思います。健康第一。

今人気なのは「ボクサーパンツ」「ボクサーブリーフ」なるデザインパンツのようです。「トランクス」と「ブリーフパンツ」の”良いとこどり”って感じでしょうか?着ている洋服への影響が少ないのも人気の理由のようですね。

愛用の日本製綿100%肌着

前置きが長くなりましたが私の愛用の肌着(女性用!)をご紹介。勿論たまにワコールの機能性肌着も着ますが、肌着は基本グンゼ。

ちなみに購入はグンゼさんの直営webストアを利用しています。というのもまとめ買い割引があるからです。直営店ポイントもたまりますしね。あ、楽天さんやヤフーさんにもお店を出されています。溜まったポイントで買うのもありです。

the GUNZE

愛用のグンゼ肌着は「the Gunze」シリーズ。完全日本製の商品で、何度洗ってもへたれません。今回新しく注文したのでご紹介。このように専用の段ボールで届きます。

グンゼ宅急便

「the Gunze」は個別包装です。二部袖とキャミソールを三枚ずつ注文したのでちょっとかさ張ってます。このシリーズは半袖、タンクトップ、長袖、ショーツ、五分丈ショーツもあるのでお好みで選ぶと良いです。

グンゼ 個別包装
グンゼ 商品

日本製の印刷。

グンゼ 日本製印刷

この商品の最大の特徴は首部分の商品タグがないこと。このように印刷されています。タグが肌に触れると意外と気になりますから快適です。触り心地も着心地もとても良いのでお気に入りです。

日本製 made in japan

同じもの。

男性用もあります。

直営店で購入すると枚数割引やポイントが貯まるなどの特典があります。

グンゼ公式通販へ行ってみる

2017/11/13 追記

他のメーカーですが、洗濯機で洗える絹の男性用下着が発売されました。

汗対策には天然素材肌着

現在のように綿100%の肌着で汗対策をする前は制汗剤を使っていました。でも今は使っていません。その結果、匂いや洋服の汗シミが解決しました。詳しくは個別記事「制汗剤の弊害|制汗スプレーより肌着を活用して汗の匂いと汗ジミ対策」を参考にどうぞ。

脇汗や汗シミを気にしている方は、是非マメに肌着を着替える方法に切り替えてみて下さい。私のように問題解決に至るかもしれません。

メーカーさんへのお願い

とても気に入っている「the Gunze」ですが、気になる点が二つ、そして要望が一つあります。

包装の見直しを

まず、無駄というか過剰に感じる包装です。各一枚上質な紙で包装されているのは良いと思いますが、せめてまとめ買いの時には「5枚用」「10枚用」パッケージにしてはどうでしょうか?開けるのも楽になります。

商品タグゼロにできませんか?(解決済)

もう一点。それは商品タグについてです。首回りの商品タグが無いのは素敵です。ちくちくしないし気にならない。しかしもう一歩踏み込んで、洗濯表示タグも印刷にしちゃいませんか?洗うほどに薄れる可能性があるので厳しいかもしれませんが「商品タグが一つもない」というのは、大きなセールスポイントになると思うのです。いかがでしょう?グンゼさん!

裾のタグ。表には綿100%印刷。裏に洗濯表示が印刷されています。

グンゼ 日本製 綿100%

新しく買ったthe GUNZEの肌着は商品タグが生地に印刷されるようになりました。おかげでタグがちくちくするとかがありません。ありがとうございました。

絹、シルク100%の肌着の大量生産希望

最後に要望ですが、綿100%は素晴らしいのですが、個人的に絹100%の肌着も考えてもらえないかなと。大きな工場をお持ちのグンゼさんなら、安価で提供して貰えるんじゃないかなと思うのです。もちろん日本製で!お値段は安いほどいいですが、絹素材だとなかなか厳しいと思うので、せめて2000円代くらいだと嬉しい。グンゼさんお願い叶えて〜。火事があったり大変だと思うのですが需要、あると思います!

絹100%、ウール100%、微起毛タイプ登場(2020/11追記)

ザグンゼはコットン100%が代名詞でしたが、絹100%の肌着やウール100%、微起毛タイプの肌着も登場していました。秋冬物が充実ですね。どれもきてみたい。

絹は二分袖とキャミソールがあります。

ウールタイプ。
ウール100% インナー 暖かい 天然素材 冬インナー トップス チクチクしにくい【the GUNZE】ザグンゼ WOOL 8分袖インナー レディース CK2746 M L LL 秋冬 冷え対策 オシャレ 長袖インナー 冬肌着 レディーストップス 冬下着 ギフト プレゼント GUNZE13

微起毛タイプ。キャミと2分袖、8分袖。

セール情報

絶対に買う下着はなるべくお安く手に入れたいもの。実際私もそういう時期に購入しています。ここでは現在行われているグンゼの公式サイトにおけるセール情報を記載していきます。

2021/11/23 追記

現在グンゼではブラックフライデーセールをやっています。あったかアイテムが50%オフや送料も3300円以上であれば無料になるので買いたいものがあるならのぞくと良いでしょう。

GUNZE store(グンゼストア)

2019/7/26 追記

現在、夏の50%オフセールを開催してるので公式サイトに行くといいかも。

グンゼ公式通販へ行ってみる

2017/6/2〜2017/6/9まで大感謝祭中
購入金額ごとに何回でも使えるクーポン配布中です。(5000円で8%オフ、7000円で10%オフ、10000円で15%オフ、15000円で20%オフ)
かなりお得なので利用しないと損ですね。私も既に購入しちゃいました。商品が届いたら紹介しますね。

最後にひとこと

素肌にシャツもいいですが、寒さ熱さ調整には「肌着」が一番です。ちょっと値の張る洋服も、肌着一枚で傷み方が変わります。実際、私の仕事用の洋服はクリーニングの頻度が減りました。節約にも繋がっています。感謝です。これからも日本国内で頑張って作ってくれているグンゼの綿100%肌着を買い続けるつもりです。

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