【日本製の祝い箸】祝い箸は神様と一緒に使うもの【日本の伝統】

お正月前になると迎春準備のお買い物を始めるのですが、私には悩みがありました。それは日本製の祝い箸がないこと。新年を迎えて使うお箸なのに、どうして無いのか。日本の文化なのにといつも苦々しく思っておりました。しかし最近は日本製の祝箸が増えています。喜ばしい限り。

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「祝い箸」とは

日本人はお箸を使って食事をとります。そのお箸もお正月には特別仕様になるのです。それが「祝い箸(IWAIBASHI)」です。この箸はとても縁起が良いように作られています。

素材は「柳(ミズキ)」です。柳はとても丈夫で、ちょっとやそっとじゃ折れません。そこが縁起がいいとされる点です。サイズは「八寸」で作られており、末広がりの意味が込められています。形状は、中央が膨らんで、俵のようになっています。これは豊かさを表現しています。

そして一番重要なのは、「祝い箸」は「両口箸」という上下どちら側も使えるようになっていることです。これは「共食」するためで、一方を自分が使い、もう一方は神様が使うためにあるのです。日本人は神と共に生きてきましたから、お祝い事の喜びは神様と分かち合うのです。だから決して、反対側を料理を取り分けるに使うのは止めて下さい。神様に失礼です。

「神様と一緒に食べるためのお箸」と考えたら、「祝い箸」がいかに大切なものか判っていただけたと思います。

「祝い箸」を使う準備

祝い箸は、ただ当日の朝出して使えばいいというわけではありません。大晦日に準備をします。元日から三日間使う「祝い箸」ですから「箸袋」には名前を書きます。ただし、その家の家長(今の時代では世帯主ですね)は「主人」と書きます。

他の家族は名前で大丈夫です。お客様には「上」と書きましょう。そして名前を書いたら神棚に飾ります。これで「祝い箸」の準備は完了です。あとは新しい年を待つばかりです。

日本製の素敵な祝い箸

私は毎年、「祝い箸」に不満を持っていました。それは大切な日本の文化である「祝い箸」なのに、殆どが中国製だからです。今年も沢山の売り場を見て回りましたが、見事に中国製ばかりでした。しかし今日たまたま訪れたお店でようやく素敵な日本製の「祝い箸」を発見したのです。それがこちら。

日本製の祝い箸

干支のイラストが入った箸袋に収められたものと雅な和風の箸袋に入った「祝い箸」です。素敵ですね。お正月が来るのが楽しみで仕方ないです。

干支の袋タイプ

日本製の祝い箸(干支袋)

こちらは各干支のイラストが入っているもの。人気があるようで、干支は歯抜け状態でした(笑)来年の干支に合わせて買うのもいいですね。一番多かったので。羊さん、可愛いです。

日本製の祝い箸/未(ひつじ)

日本製の祝い箸/干支袋(裏)

つづいて和風袋タイプ。えんじと桃。

日本製の祝い箸/和風袋

日本製の祝い箸/和風袋

これまた素敵です。大人っぽさがいいですね。お客様に出したいと思います。どうしてこれをもっと早くに売り出してくれなかったのかと思います。例年の事ですが、私はよく売り場でため息を吐きながら「日本製の祝い箸」を探していました。そして同様に探してがっかりしている他のお客様も見ています。ため息を吐けば目も合います。そして見知らぬご婦人と交わした会話は「どうして日本製がないのかしら」ばかりでした。大切な日本の文化である「箸」。しかも「祝い箸」なのに日本製が無いなんて残念極まりない。でもその憂いは吹き飛びました。皆さんも是非探してみて下さいね。

最後にひとこと

最近は日本製の祝い箸が売り場に並ぶようになって嬉しいです。しかし先に売り切れる傾向を感じるので、気に入ったものがあれば早めに購入しましょう。

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