腰にトラブルがあると前屈みしたり中腰の姿勢すら辛くなります。すると当然ながら靴を履くことすら一苦労。そんなとき、屈まずに使える長い靴ベラがあれば涙が出るほど嬉しい。というわけで、今年の父の日プレゼントとして、スタンド付きの国産のロング靴ベラをプレゼントしました。正直、私が一番活用することになるだろう。
靴ベラを使っていますか?
毎日歩くことは健康維持に不可欠です。しかし自分の足に合う靴ってなかなか見つからない。そんな私の靴選びを助けてくれたのは西村泰紀さんの「痛い靴がラクに歩ける靴になる」という本です。
この本は、現在の日本人の足の特徴と合う靴が売り場に少ないことにも触れています。合わない靴ばかり売られているなんて悲劇です。靴選びに悩んでいるなら、ぜひ一度読んでみてください。私は定期的に読み返しています。詳しくは個別記事「靴が痛い人に読んで欲しい本|「痛い靴がラクに歩ける靴になる」西村泰紀」もどうぞ。
この本で初めて知ったのですが、靴ベラを使わずに履ける靴は合ってないということ。私はいつもそんなものを使わずにすぽっと履いていたので「うっそー」となりました。それ以来、百均で買った靴ベラを持ち歩いています。詳しくは「靴べらを使わないで履ける靴はサイズが合ってない証拠|日本製シューホーン」をどうぞ。
とまあ、靴ベラを使う靴を選ぶようになってから、靴ベラがいらない靴はインソールで調整し、靴ベラが必要な状態に持っていく様にした結果、靴ベラが必需品になりました。しかしその靴ベラが問題。
我が家にあるのは一体何十年前に買ったのか不明な短いプラスチック製の靴ベラです。皆がこれを使っています。が、腰痛持ちになってからというもの、私はとても使いにくい。そして父も腰痛を起こしているときは使いにくそうです。
そこで屈まないで使える長さのものがあれば父が、ついでに私もハッピーになれると考えたわけです。う。
国産ロング靴ベラ
というわけで、届いたばかりの日本製ロング靴ベラ。長さは74.5cmもあります。なのでダンボールも細長い。あ、商品の重さは350g。軽いです。
開けました。入ってますね。
取り出しました。うーん長い。
靴ベラが自立できるようにスタンドがついています。大きすぎず小さすぎず、いい塩梅。
台の裏にはゴム。滑り止めですね。でも微妙にずれてるのでちょっと丁寧さに欠ける印象。こういうとこもチェックされてるんですぞ。日本製としてしっかりして欲しい。
台を使いたくないなら靴ベラ本体の穴を使ってぶら下げることもできます。
靴の中に滑り込むヘラ部分。カーブしています。
今まで使っていた靴ベラと。二倍くらいの差がありますね。
一緒に入っていた説明書。それによると素材は天然木(ラバーウッド)で、ラッカー塗装されていました。アルコールやベンジン、磨き粉は使用禁止。武漢ウイルスの心配のある今、ちょっと辛いな。どうしたものか。抗菌スプレーでも振っておくか??
使ってみた感想
さて、プレゼントした父にまず感想を聞きました。するとたたみスリッパの時の反応と違い「おお。これはいい」と喜んでくれました。やはり屈まなくていいのはとても楽だそうです。
そして私。「うおおお、こりゃ楽だ〜」と父より感動したかもしれません。というか、屈まずに靴をすっと履けるのがこんなに楽だとは・・・。もっと早くに買っておくべきアイテムでした。
ちなみに母ですが、母は紐履を履くことが多いためあまり靴ベラを使いません。しかも座って履くため、長いと帰って使いにくく、短い方を使い続けるそうです。というわけで、座って履いているならロングタイプは不要です。
しかしもし靴ベラを買う予定があるなら、座って履いていないなら、「ロングタイプ」を全力で進めたい。一つは合ってもいい。つか訪れた家にも置いてあると嬉しい!!もっと普及することを祈る。
最後にひとこと
というわけで、今年の父の日プレゼントはロング靴ベラ。とても喜んでもらえて、私もついでに幸せになってよかったです。